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今夜は先週に続き、2021年5月8日(土)に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『魅惑のトリオ・コンサート』をお届けしました。
スタジオのお客さまは、コンサート主催の鈴木幸江さん でした。
また、リコーダーの井上玲さんと電話をつなぎ、お話を伺いました。
こちらのコンサートは、一般財団法人エウテルピス音楽芸術文化財団が主催する
「若手新鋭音楽家演奏会シリーズ」の第3弾として、
リコーダーの井上さんと、カウンターテナーの上村誠一さん、チェンバロの中川岳さんの
若手音楽家3名が出演して開催されました。
このシリーズ、3回ともトリオコンサートとして行われていますが、
幸江先生は、トリオにこだわっているわけではないとしつつも、
「違うジャンルの人たちとのアンサンブルを出演者にもお客さまにも楽しんでいただきたい。
出過ぎず引き過ぎず、お互いの良さを引き出しバランスを考えて合わせることで
それぞれの感性も増していくと思います」だそう。
「類いまれなる感性豊かな3人。若いながら適応能力の高さに頼もしささえ感じました。
ぜひ世界に羽ばたいていってほしい」ともおっしゃっていました。
今夜ご紹介したのはこちらの曲。
パーセル/オペラ『アーサー王』より「羊飼いよ、羊飼いよ」
ヴェラチーニ/リコーダーソナタ第4番 変ロ長調
ガスパリーニ/優雅で歌の巧みな鳥よ
ヘンデル/オペラ『セルセ』より「かつて木陰は」
A.スカルラッティ/オペラ『ピッロとデメートリオ』より「すみれ」
D.スカルラッティ/ソナタ ニ短調 K.120
フレスコバルディ/そよ風が爽やかに吹けば
ジョルダーニ/愛しい人よ
お電話でお話を伺った井上さん、いわきは「人生で一番“北”に来た」ということで、
いわきに来ることをワクワクしてくれていたようです。
「お客さまはあたたかい雰囲気でトークも興味を持って聞いてくださっていたので、
リラックスして演奏できました」
共演したお二人についても伺いました。
同い年で誕生日も近いという上村さんとは本番当日が初対面だったそうで、
「声があたたかくて、性格的にも演奏的にも寄り添いやすく、
アンサンブルしていて楽しい」
中川さんは同じ大学出身で何度も共演しているということで、
「いつも変わらず安定して支えてくれる。
チェンバロは支える側に徹するだけでなくソロパートでもあり、そのバランスが絶妙!
繊細さと豪快さがあり、楽器の特徴も引き出してくれる人」
井上さん、穏やかな口調でとても丁寧にお話ししてくださいました。
さすがと言うかやはりと言うか、聡明な方という印象でしたね。
井上さんは勿論、上村さん中川さんもぜひまた、いわきでコンサートしてほしいですね。
6月10日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける演奏会をご紹介します。
どうぞお楽しみに♪