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音楽会の夕べ

2019.09.12 by 永井貴子
9月12日(木)福島県立湯本高等学校合唱部 第37回定期演奏会

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今夜は、7月15日(月・祝)に、いわき市文化センター大ホールで行われました
『福島県立湯本高等学校合唱部 第37回定期演奏会』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、湯本高校合唱部より、
2年、水澤梨里花さん(Sop)、竹内桜花さん(Alt)、1年、市川 渚さん(Alt)、
顧問の関 成利先生 でした。

少ない人数ながら精力的に活動する湯高合唱部。
今回の演奏会は、2年生が中心となって作り上げたということで、
「慣れないことばかりで苦労も多かった」と水澤さん。
同時に、「その苦労も大変さも楽しむことができました」とも話してくれました。

第1部では、合唱コンクールの課題曲と自由曲、
ルネサンスの時代から現代までのミサ曲を披露しました。
1400年代に書かれた曲からほんの数年前にでき上がった曲まであって、
ミサ曲の幅広さ、奥深さを感じました。

第2部は、「合唱でこんなんやります!ステージ ~リンゴとアフリカ~」。
ちょっとおかしな(笑)ステージ名が付いてますが、サブタイトルから分かる(?!)とおり、
南アフリカの伝承曲のメドレー「アフリカンメドレー」と、
合唱に編曲した椎名林檎さんの曲をお楽しみいただきました。

昨年夏、ハンガリーで開催の「カンテムス国際指揮者ワークショップ」に参加した関先生。
そこで聞いた南アフリカの男声合唱団の歌に感動し、その曲を女声合唱に編曲、
伴奏のためにアフリカの打楽器ジャンベも、自腹(!)で購入してしまいました。
本番でのジャンベの演奏も関先生自ら行ったそう。ジャンベと関先生の組み合わせ、
「元々そういう楽器やってる人なのかなってくらい、違和感なかったです(笑)」と市川さん。

そして、椎名林檎さんは3曲。湯高音楽同好会(軽音部)が賛助出演してくれました。
合唱で聞く林檎さん、新鮮でしたね~。そして、1stアルバムの曲を今聞いてもカッコイイ。
竹内さんは、「合唱だけど裏声を使わず歌うので、カラオケみたいですごく楽しかったです!」

第3部「学生企画ステージ ~夜露死苦~」は、
「賞金欲しさに「歌のコンクール」に出ることになった、荒れた学校の2つのグループ。
彼女たちは果たして賞金を獲得できるのか?!」・・・ということで、
湯高合唱部の企画ステージは毎回、何かしらやってくれる、って感じですね(笑)

第4部は、「賛助団体による合同ステージ」。
磐城桜が丘といわき光洋の合唱部、湯本ゆかりの女声合唱団コールフロイデとともに、
東京・暁星中学高等学校合唱部も出演してくれました。

暁星合唱部の顧問、宮嶌芳和先生と関先生は高校の同期。
カンテムス指揮者WSで再会し、そこからトントン拍子に話が進んで今回の出演となりました。
初対面の暁星の男子たちでしたが、一緒に歌ったことで通じ合うものがあったのでは?
また、初めての経験に近い混声合唱で、あらためて合唱の魅力を感じたのかな、と思います。

桜が丘、光洋とは「Iwaki Youth Choir『Kaui』」として合唱コンクールで歌う曲を、
コールフロイデとは山口百恵さんと太田裕美さんのヒット曲を、それぞれ歌いました。
合唱コンクール東北大会は、9月27~29日に盛岡市で開催されます。
光洋、そして先週出演してくれた桜が丘とともに、ガンバレ~!

3年生が卒部すると、6名での活動になる合唱部。
湯高の、いわきの合唱の火を消さないためにも、
一緒に活動してくれるメンバーが増えてくれたら嬉しいな!って思います!

 

8月23日の「音楽会の夕べ」は、
7月29日(月)に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『有森博&長瀬賢弘ピアノデュオシリーズ ロシア秘選集Vol.7「和」』の予定です。
どうぞお楽しみに♪

音楽会の夕べ
木曜日 19:00-20:00 (再放送)23:00-24:00

毎週木曜日19時はラジオの前でコンサート!市内の音楽団体をゲストに迎え、コンサートの模様を臨場感たっぷりにお届けします。三度の飯より音楽好きの永井貴子が贅沢なひとときをナビゲートします。
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