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今夜は過去にご紹介したコンサートをお届けしました。
2020年10月14日(水)に、いわきアリオス小劇場で行われました
『プロコフィエフ入門
ーピアニスト・長瀬賢弘と巡るセルゲイ・プロコフィエフの世界―』でした。
長瀬さんにはお電話でお話を伺いました。
長くプロコフィエフ作品に携わってきた長瀬さんが、
講演と演奏という新たな形でプロコフィエフの魅力を伝えたこちらのコンサート。
「皆さんに楽しんでもらえた」という手応えを得て、
「プロコフィエフ音楽の伝え方の選択肢が増えたのは収穫」ともおっしゃっていました。
今夜ご紹介したのはこちらの曲。
バレエ「ロミオとジュリエット」より モンタギュー家とキャピュレット家 op.75-6
子供の音楽 op.65より 朝、散歩、タランテラ、キリギリスの行進、月は草原にのぼる
歌曲「みにくいアヒルの子」 op.18 (ソプラノ:中江早希)
ピアノソナタ第9番 op.103より 第1、3、4楽章
演奏される機会が多くないという「ピアノソナタ第9番」ですが、
プロコフィエフ音楽の抒情的な側面がよく表れており、
「これから彼のピアノ作品に取り組みたいという人にはおススメ」とのこと。
「ロシア音楽にとって歌の要素はとても大きい。
メロディーメーカーとしての彼の魅力を知ってもらうには歌曲を聞いてもらうのが一番」
ということで、ソプラノの中江早希さんを迎えて歌曲も聞いていただきました。
中江さんは「音楽に対してはまじめで熱心」と長瀬さん。
「明るくて、こちらも楽しい気持ちになる」とも。
中江さんの歌、次は生で聞いてみたい!
長瀬さん、演奏の素晴らしさは言うまでもなく、お話も分かりやすくて面白いので、
このようなコンサート、ぜひまた開催してほしいですね。
9月9日の「音楽界の夕べ」も、長瀬さんにご登場いただきますよ。
2019年7月29日(月)に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『有森博&長瀬賢弘ピアノデュオシリーズ ロシア秘選集Vol.7「和」』の予定です。
どうぞお楽しみに♪