今夜は、7月30日（日）に、いわき市文化センター大ホールで行われました
『福島県立磐城桜が丘高等学校合唱部　第40回定期演奏会』のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、磐城桜が丘高校合唱部より、
3年、前部長の新井裕子さん((Mezzo/湯婆婆)、前副部長の海野遥香さん(Mezzo/黒猫のジジ)、
定期演奏会実行委員長の赤津ゆいさん(Sop/サツキ)
2年、副部長の工藤玲菜さん(Alt)/メイ)、学生指揮の佐藤 愛さん(Sop/ポニョ)　でした。

今夜の5人、曲に合わせてずっと歌ってました(^^)
ハモったりフリ付きだったり・・・とっても楽しそうでしたよ～♪

桜が丘合唱部皆さん、
記念すべき40回目の演奏会の開催、おめでとうございます！

節目となる今回は、『笑顔』をテーマに、13名の部員に加え、
これまでの合唱部を作り上げ、今日までつないでくださったOGの皆さんをお迎えし、
会場いっぱいに美しいハーモニーを響かせました。
部長の裕子さんは、
「演奏会が終わった後、楽しむってこういうことなんだ！、
会場全体で盛り上がるってこういうことなんだ！って感じました。」、
実行委員長のゆいさんは、
「皆で笑顔になれるようにと練習してきたので、思い出に残る演奏会になりました。
本番までいろんなことがあったけど、皆で話し合って解決できて、
このメンバーで演奏会ができて良かったです！」と、それぞれ振り返ってくれました。

プログラムは、OGの皆さんと一緒に歌った『40周年記念ステージ』を含め、5つのステージ。
合唱曲や宗教曲、ポップス、愛唱歌など、20曲以上をお楽しみいただきました。

第1ステージは、全日本合唱コンクールの課題曲や自由曲を中心に。
コンクール自由曲として選んだのは、ラテン語の宗教曲。
「言葉を覚えて、意味を理解して歌うのは大変でした。」と玲菜さん。
「曲に対する思いが重要なんだなと思いました。」と遥香さん。

第2ステージは、「木下牧子アカペラ・コーラス・セレクション」から6曲。
木下牧子さんの曲はこれまでも歌ったことがありましたが、
代々の部員たちが口にするのは、『木下さんの曲は自分たちに合ってる』ということ。
仲が良くて雰囲気が明るくて、笑顔が絶えない、というところが
木下さんの曲調と共通している、と感じているみたいです。
愛さんは「曲にメリハリがあって、ハーモニーがキレイ。」、
ゆいさんも「歌ってて楽しいし、聞いていても楽しくなれる。」と話していました。

第3ステージは、恒例のオリジナル劇。
ジブリ映画をベースにした冒険の物語で、様々なことを経験しながら、
最後は、演奏会の会場である文化センターにたどり着く、というストーリー。
（上記↑、皆の名前の後ろに付いてるのが、それぞれの役名です。）
場面ごとに『4』や『0』という数字を探しながら進んでいくという、
『40』周年にかけた内容にもなっています。
部員だけでなく、顧問の佐藤裕子先生、松井あい先生や、
外部講師の谷 恵美先生、山森由美先生も出演してくださったり、
桜が丘の前身、磐女の卒業生で、ダンサー・振付家の熊谷乃理子さんが
演技指導や衣装のアドバイスをくださったり・・・ということで、
お客様からも好評だったようですよ。

第4ステージは、『40周年記念ステージ』として、
立原道造・中原中也作詞、三善晃作曲の「女声合唱のための『三つの抒情』」を
OGの皆さんとともに歌いました。
出演してくださった先輩たちは、30名以上。
昨年、一昨年など近い年度に卒業した先輩たちだけでなく、
谷先生や山森先生が在籍していた頃の先輩たちも一緒にステージに立ってくださいました。
これをきっかけに、また演奏会に出たい！と言ってくださったOGも多かったようで、
これからさらに、交流が深まっていくといいですね。

第5ステージは、『笑顔ステージ』と題し、
歌う側も聞く人も、“笑顔”に慣れる曲を選びました。
最後の曲「未来へ」は、これまで支えてくださった方々への感謝と、
これからも合唱部が長く続いていくように、との気持ちを込めて歌ったそうです。

演奏会では13名だった部員も、3年生が引退した現在、9名となり、
さらに少ない人数で活動している桜が丘合唱部。
少数であっても、合唱部の歴史と伝統を受け継ぎ、これからの世代に伝えて、
末永く続いていってほしいですね。
皆を笑顔にする歌声、これからも届けてくださいね～(^^)/

9月28日の「音楽会の夕べ」は、
7月24日（月）に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『有森博＆長瀬賢弘ピアノデュオシリーズ　ロシア秘選集Vol.5「夢」』の予定です。
どうぞお楽しみに♪