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スマイルいわき情報局 Petit

2022.02.18 by 立原めぐみ
2月18日(金) 360°バーチャルミュージアム??パソコン一つでいわきを観光!(立原めぐみ調査員)

コロナ禍でも安全に、遠方からでもいわきへアクセス!

今回は「360°バーチャルミュージアム」について調査してきました!
お話は福島工業高等専門学校の布施先生です。

まず「360°バーチャルミュージアム」とはどのようなものなのか?!
バーチャル・・・日本語で言うと仮想空間。
最近よく耳にするVRですよね。
このバーチャルミュージアムもまるでその空間に
自分がいるかのように感じることができる取り組みです。

VRゴーグルはお値段も様々だそうです

VRゴーグルはお値段も様々だそうです

特にVRゴーグルを使用すれば、着けた本人の動きに
合わせてその空間を見ることができるという・・・
すごい技術ですね!

布施先生と高専の学生の皆さんが撮影して、
現在はいわき市内各所の観光施設などを見ることができます。
いわき市小中学生版画展2022
絵本美術館(建築家の安藤忠雄氏が設計)
・アリオス現代演劇ポスター展(昨年今年分)
・いわき市石炭・化石館ほるるの化石展示模擬坑道
・常磐炭礦関連遺産(みろく沢石炭の道など)
・統廃合で廃校になった三和田人の小中学校など

VRいわき01VRいわき02VRいわき03VRいわき04VRいわき05

VR(仮想現実空間)なのでこれらの展示、そして施設に
行っていないのにまるで行っているかのよう!に
見ることができちゃいます!
これならコロナ禍でも人との接触を避けることも可能で、
またなかなか遠方からいわきに訪れることが難しい今も
いわきを感じていただけますね。

版画展01

トップページはこのような画面

版画展01-2

この画像をクリックして進んでください

布施先生ご自身はじつはもう20年前からこの
バーチャルミュージアムに取り組んでいるのだそうです。
それはICT教育の学びの一環。
特にコロナ禍とは関係なくやってきたことですが、
今オンライン授業などで学生さんも自宅での学習が増え
課外学習の機会なども減っているため、地域教材を
手伝いたいと考えていらっしゃるそうです。
確かにこれなら撮影さえ現地で行えば、
あとは自宅のパソコン作業で作り上げることができます。

版画展02

VR映像は会場となる美術館の外からスタート

版画展03

階段を登り2階へ、そして展示室の入り口です

版画展04

各学校ごとに展示は分かれています

版画展05

製作者のお名前はぼかしてあり、プライバシーに配慮されています

アクセスの仕方は簡単!
GoogleやYahooなど検索エンジンで
「360°バーチャルミュージアム いわき」と入力し
検索してみてください。
そうすると「いわき市小中学生版画展VR」が比較的
上の方に出てくると思います。
するとまずはこの「小中学生版画展VR」が、
スクロールすると他のVR映像へのリンクがあります。
こちらにもページのリンクを貼っておきますので、
ぜひ見てみてくださいね^^

これまでもオンライン教育に長く携わって
きたという布施先生。
今後コロナ禍が終息してもオンライン学習や
オンライン体験ができる学習、
そしていわきの観光の魅力を伝えるような
取り組みを続けていきたいとお話しされていました。

そしてもし今日ご紹介したような「VR撮影をして欲しい」
「VRで魅力を伝えたい!」「VRで残したい!」と
いうような相談をお受けしているということです。
学生たちの課題としてボランティアで取り組んで
いるということですので、相談してみてはどうでしょう?!

VRいわき06

次回はぜひ布施先生にお目にかかってお話を伺いたいです!

まとめ
VR(バーチャル)なのでコロナ禍でも自宅から
安全に、まるでその場所へ行っているように
施設を見ることができます!
遠方の方もいわきを知るきっかけになるかも。
VR撮影の制作にも相談に乗ってくれるということ。
お問い合わせは
 福島高専 布施研究室 TEL 0246-46-0849
 E-mail mfuse@fukushima-nct.ac.jp

ファイリング
 「360°バーチャルミュージアム いわき」で検索し
 ぜひ「いわき市小・中学生版画展2022」を見てね!

ー立原‘s調査ファイルー