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今回は、いわき市教育委員会が行っている『公益信託 駒澤嘉 いわき生涯学習振興基金』について調査してきました。
いわき市教育委員会 生涯学習課では、コロナ禍でも、このような取組みを行っています。
今回お話しを伺ったのは、いわき市生涯学習課の設楽 恵利さん。
そもそも『公益信託 駒澤嘉 いわき生涯学習振興基金』というのは、須坂藩(現在の長野県須坂市)代々の家老駒澤家十五代当主駒澤仙左衛門貞春の孫娘であり、教員を勤められていた駒澤嘉先生が、晩年いわきで過ごされた時に設立された基金です。
一般市民向けに広く参加者を募集し、講座等を実施する社会教育関係団体や学習団体に対して、助成金を給付するものです。
平成2年から始まったこの基金は30年以上になります。
どんな団体が対象かというと、大きく分けて3つ。
1.市の教育委員会が認定した社会教育関係団体
2.平二小マナビィ館等に使用登録している団体
3.その他、学習活動団体 となります。
社会教育団体とは、スポーツや芸術、文化など、社会教育に関する活動・事業を公民館などで行う団体(サークルなど)です。
例えば、フラダンスサークルや、絵画・書道、合唱などなど多岐に渡ります。
去年の例でいうと、書道団体が外部から講師を招いて、市民の方や団体向けにセミナーを開催したり、星空教室を開催する団体が市民向けに講座を開催しました。
講座等を開催するにあたって必要となる経費に対し、1団体あたり上限10万円が助成されます。
学習活動をする団体が主催となって、広くいわき市民を対象とした学習機会を提供する事業が対象となります。
セミナーやシンポジウムなども対象となります。
オンラインセミナーも対象ではありますが、基金の条件として、公民館や生涯学習プラザなどを使うことがあげられています。
なので外部の先生と会場をオンラインで繋ぐということであればOKということです。
希望する団体は申請が必要で、その後、5月ごろに書類及び代表者プレゼン等による選考審査があります。
現在令和4年度 助成団体を募集中です。
すでに受付は始まっていて、締め切りは3月31日(木)までです。
助成金申込書は、生涯学習課・各公民館・支所・図書館などに備え付けてあるほか、市のホームページからダウンロードすることも可能です。
同一の団体への助成は通算3回が上限となっていますが、最後に助成を受けてから3年が経過していれば、再度申込することが可能です。
選考審査はあるものの、団体の数に特に上限はありませんのでたくさんの方にご応募いただけたらと思います。
このコロナ禍により、延期や中止などの可能性もありますが、年度内(令和5年3月31日まで)に開催されるということであればOK。基金の助成金はそのままお使いいただけるとのことです。
大きく内容が変わる場合は変更申請が必要となる場合もあります。
コロナ禍でなかなか大勢の方向けのセミナーなどを企画・決断することは難しいところもありますが、いわき市民の方々に広く学習活動の場を提供頂く機会として、この基金を活用して頂きたいです。
お問合せは、いわき市教育委員会 生涯学習課 0246-22-7556
またはコチラをクリック!⇒いわき市教育委員会(*^-^*)
【コロナ禍でもあきらめないで!】
『公益信託 駒澤嘉 いわき生涯学習振興基金』は、コロナ禍でも活動を続ける団体のみなさんを応援しています!!
ー橘‘s調査ファイルー