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スマイルいわき情報局 Petit

2021.09.03 by あいな
9月3日 自分や家族が感染してしまったら…お子さんの付き添いは?(あいな調査員)

自分や家族が感染してしまったら…小さなお子さんの付き添いは?

やる気いっぱい 愛いっぱい!調査員、あいなです♪

さて、いわき市では新型コロナウイルス感染者の数が急激に増えています。

いつ自分や家族が感染者・感染を疑われる立場になってもおかしくない状況です。

特に、小さなお子さんが感染してしまったら?付き添いなどはどうしたらよいのでしょうか。

そこで今回は、「自分や家族が感染してしまったら…小さなお子さんの付き添いは?」

いわき市保健所 感染症対策係 安島さんに 新型コロナウイルス感染症に関して

疑問に感じていることを質問し、書面にて返答いただきました。

体調不良を感じ、もしかしたらコロナに感染したかも?その時はどうすればよいのでしょうか。

→まずは、必ずお電話でかかりつけ医に相談して下さい。かかりつけ医がない、もしくは、

かかりつけ医では対応できないと言われた場合は、新型コロナウィルス 受診・相談センターに

御相談ください。

受診・相談センターは、平日・休日問わず24時間対応しています。

番号は、0120-567-747です。

また、受診以外の相談先として、新型コロナウィルスの一般相談ダイヤルもあります。

一般相談は、平日午前8:30~午後9:00・休日午前8:30~午後5:15です。

番号は、0120-567-177までお問い合わせください。

感染が疑われる場合、どのような流れで検査を行うのでしょうか?

→医師が問診・診察の中で、「新型コロナウィルスが疑われ、検査の必要がある」と判断した場合、

PCR検査や抗原検査を実施します。新型コロナウィルスに係る検査を実施している医療機関であれば、

診察後に検査をしますが、検査を実施していない医療機関であれば、検査を実施している医療機関を

紹介されます。

もし、陽性だった場合はどうなるのでしょうか?

→医療機関から保健所に連絡が来るので、保健所から本人に連絡をします。陽性者の体調や

基礎疾患の有無・年齢・家庭環境等をふまえ、入院・ホテルでの宿泊療養・自宅療養が決まります。

自宅療養中に病状が悪化した場合は入院へ、入院中に病状が安定した場合は宿泊療養や自宅療養に

切り替わるなど、状況に合わせて療養先が変わることもあります。

入院や宿泊療養日の決定は、病状によって陽性判明した当日や翌日等になります。

また、病状の確認の後、行動歴について聞き取りをします。発症日の1・2週間前まで

さかのぼって行動について聞きとりをし、接触状況によって濃厚接触者・接触者を決めます。

どんな状態となれば退院となるのでしょうか?

→厚生労働省の定める退院基準があります。

1.有症状者の場合

発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合、退院可能とします。

2.無症状病原体保有者の場合

検体採取日から10日間経過した場合、退院可能とします。

最終的な退院の判断は医師が行っています。退院基準が満たされれば、就業制限は

解除され、行動制限もなくなります。職場や学校への復帰等については、所属機関に

相談してください。

濃厚接触者となった場合はどうなるのでしょうか?

→濃厚接触者となると、陽性者との最終接触日から2週間後までは健康観察期間として自宅で

自粛生活をお願いしております。感染していた場合、2週間の間に発症する可能性があるためです。

また、陽性者との接触後、通常5日以上空けてPCR検査を実施します。検査日程や場所については

保健所からご案内いたします。検査の結果、陰性であり、症状の出現なく2週間が過ぎれば健康観察は

終了となります。

もし、クラスターが発生したり、接触状況によっては2回以上のPCR検査を

受けていただく場合もあります。

接触者となった場合はどうなるのでしょうか?

→陽性者との接触後、通常5日以上空けて、PCR検査を実施します。検査結果が出るまでは、

自粛生活をお願いし、結果が陰性であれば、通常の生活に戻っていただいております。

子どもが感染したらどうしたらよいのでしょうか?

子どもが陽性者となった場合、親の付き添いは必要です。病状によって、

親の付き添いのもと 入院するか、もしくは自宅療養になります。

親が感染してしまった場合、残された子供たちはどうしたらよいのでしょうか?

→感染症法上は、入院または宿泊療養が原則になりますが、親から離れることができない

年齢の子どもがいる場合は、親に付き添い、一緒に入院になるか、自宅療養になります。

親から離れることが可能な子どもの場合、濃厚接触者である子どもの面倒を見てくれる

祖父母等の親族がいる場合は、親族に預かってもらうことも可能です。

また、預かってくれる親族がおらず、親も病状が悪く入院となり、付き添い入院の

受け入れ先がない場合は、児童施設等が一時預かりをしてくれます。

家庭内で感染が疑われる方がいる場合はどうしたらよいのでしょうか?

→家庭内で感染が疑われる方がいる場合や濃厚接触者となった人がいる場合、その人自身は

不要不急の外出は控えてください。家族(同居者)がいる場合は、感染対策に留意した生活が

重要になります。例えば、感染が疑われる人はできる限り個室で過ごしていただく・

トイレ等の共有部分に行く際は家の中でもマスクをする・お風呂は最後に入り、入浴後に

浴室を清掃する・タオルや食器などは他の人と共有しない・ドアノブや手すりなど、共有して

触れる部分の消毒をこまめにするなどです。濃厚接触者が子供の場合、親から離れることは

難しいので、できる範囲で取り組んでいただければと思います。

最後に、いわき市保健所から コロナ感染予防についての呼びかけをお願いします。

現在、いわき市では感染拡大が継続しており、福島県まん延防止等重点措置が

いわき市に適用され、また、いわき市独自の「いわき市感染拡大防止一斉行動」にも

取り組んでいるところです。

いわき市でも飲食を由来とするクラスターの発生、若い世代の感染や感染経路不明の増加

そして、感染力が強いとされているデルタ株の拡大が見られている状況です。

基本的な感染対策としては、こまめな手洗いと手指消毒、マスクの正しい着用、そして3密

(密接・密集・密閉→1つの密も防ぐ ゼロ密を目指す)これに加えて、体がだるい・

熱がある・のどに違和感があるなど、体調がいつもと異なる時には、出勤や登校を

控えていただき、受診をしてください。また、不要不急の外出は控える、県境を越える

移動は控える、大人数・長時間の会食は控えるということを再度お願いします。

新型コロナウィルスワクチンの予防接種の接種についても積極的にご検討ください。

感染を予防していくには、お互いを思いやる行動が基本となります。感染は誰にでも

起こりうることですので、新型コロナウィルス感染症に関する誹謗中傷は決して行わず、

自分や大切な人の命を守るために、今後とも市民の皆様のご協力をお願いいたします。

子どもが陽性者となった場合、親の付き添いは必要です。病状によって、親の付き添いのもと

入院するか、もしくは自宅療養になるこが分かりました。感染は誰にでも起こりうること!

基本的な感染対策を継続し、体調の異変を敏感に感じ取りましょう。

詳しくは、いわき市保健所 感染症対策係 直通電話 0246−27−8595 まで。

〜自分や家族 大切な命を守るために 引き続き、感染対策の徹底を!〜 あいな、調査完了です♪

ーあいな‘s調査ファイル-