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番組情報

スマイルいわき情報局

2021.02.25 by 番内将充
2月25日(木)調査:コロナ検査相談&葬祭場(橘・番内調査員)

💛スマイルいわき情報局💛 (*^-^*)

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新型コロナウイルス検査相談&保健師訪問活動について(橘 調査員)

1月4日から始まった『新型コロナウイルス検査相談』。
こちらについて、いわき市総合保健福祉センターへ行って参りました!

清潔感のある外観✨

清潔感のある外観✨

お話しを伺ったのは、2度目のご登場✨
いわき市保健所総務課の主幹(兼)課長補佐(兼)放射線健康管理センター所長の
鈴木康夫さん(*^-^*)

度々お世話になります✨

度々お世話になります✨

『新型コロナウイルス検査相談』とは、
県内外において、高齢者や障がい者福祉施設、および接待を伴う飲食店などで、クラスターが多く発生している状況を踏まえ、いわき市では、クラスター発生をできる限り抑えることを目的として、福祉施設や接待を伴う飲食店(スナックなどの形態)に従事する方で、行動歴などから感染の不安があり、かつ無症状の方を対象に実施している相談です。
相談内容から、検査が必要と判断された場合は、行政検査として無料でPCR検査を行うこととしているということです。

年明け早々から検査相談についてのお電話があったそうです。
日に日に感染者が拡大している状況で特に不安な時期でしたもんね(>_<)
実は2月8日から、この検査相談の対象者が拡大されました。

いわき市においては、1月に感染者が急増し、特に高齢者の感染も増加したことから、これまでの対象者(上記参照)+高齢者や障がい者を対象とする福祉サービス事業所などの入所者利用者にも相談および検査の対象を拡大することになりました。
これは、デイサービスなど通所形態で利用している方も対象です。
相談は施設からお願いしたいということで、利用者さんのご家族で利用者さん本人の感染について不安に思う方がいらしたら、まずは施設にご相談ください(^_^)

ちなみに、接待を伴う飲食店に従事する方につきましては、個人からの相談でOKとのことです。
相談後、検査の必要があると判断された場合は無料でPCR検査を行うとのことです。

優しくて素敵なお声の鈴木さん✨

優しくて素敵なお声の鈴木さん✨

これまでの相談は2月19日現在250件あり、その中から実際におよそ半数が検査へとつながったそうです。半数といっても、残り半数は検査相談ってどんなものなの?という相談だったそう。なので感染に対し不安に思うほとんどの方がPCR検査へとつながったということです。

【検査相談の方法】

電話による相談となっています。
電話番号は0246-27-8596です。
相談時間は祝日を除く月曜日から金曜日の午後1時~午後4時までです。
この検査相談の実施については、現時点(2月25日)で3月31日までとなっております。

なお、発熱や風邪などの症状がある方からの相談は、これまでと同様、かかりつけ医もしくは受診・相談センター0120-567-747までお願いします。

最後に鈴木さんより・・・。
年末年始に新規感染者が急増し、1月は市外居住者を含め、過去最多となる151人の新規感染者が確認されました。1月中旬以降は減少傾向に転じ、落ち着きがみられるものの、依然として予断を許さない状況が続いているものと認識しています。
接待を伴う飲食店(スナックなどの形態)に従事する方や福祉施設に従事する皆様におかれましては、施設や店舗においてクラスターの発生をできる限り抑えるため、少しでも感染の不安がある場合には、ぜひ、この検査相談をご利用ください。

鈴木さん、ありがとうございました! またぜひよろしくお願いいたします!!

鈴木さん、ありがとうございました!
またぜひよろしくお願いいたします!!

続いては、いわき市 保健福祉部 保健福祉課 法人指導係長
根本 豊伸(ねもと とよのぶ)さんに保健師の訪問活動について伺いました。
書面で回答頂きましたので掲載いたします。

●保健師の訪問活動についてどのような取り組みなのか教えてください。
(取り組みの経緯と活動の内容について)
A:経緯について
高齢者や障がい者は基礎疾患等を有する方が多いため、感染時の重症化リスクが高く、特に、施設に入所している場合は、共同生活を営むためクラスター発生のリスクが高まるなど、より注意が必要であり、そのため施設での「感染を発生・拡大させない」取り組みが重要となっています。
そこで、感染症対策のさらなる向上のため、保健師が各施設を訪問し、施設内における感染予防対策について助言をさせていただく活動を、2月15日から始めたところです。
A:活動内容について
保健師派遣を希望する高齢者や障がい者の入所施設に対し、施設内感染予防のためのチェックリストにより事前に自己点検していただくとともに、訪問当日は、保健師がチェックリストと施設内の様子が分かる写真や動画を確認し、適切な感染予防対策についてアドバイスをしています。
なお、感染拡大防止のため、玄関先での対応を基本として訪問しています。

●感染対策の聞き取り調査で、どのような声が聞けていますか?
A:各施設においては、既に様々な対策がとられているところですが、
・自分たちだけでは見落としていた対策を知ることができた。
・重要な対策とそうでないものの区別が分かり、対策にメリハリがつき、より重要な対策に力を注ぐことができるようになった。
・試行錯誤で行っていた対策について正しいことが分かり、自信をもって対策に取り組むことができるようになった。
・技術的なアドバイスだけでなく、心理的にも励ましてもらった。

などの声がありました。

各施設においても、入所者に感染させることがないように、最大限の注意を払って対策をとっているところです。対策の中には、職員のプライベートに制限を強いているものもあります。
市民の皆様には、どうか、介護や障がい者施設の職員の献身的な部分を御理解いただき、各施設の対策に御協力いただきたいと思います。

●保健師訪問活動の今後の取り組みについて教えてください。
(第2期について・対象事業所の拡大など)
A:今後の予定ですが、第1期については2月15日から2週間の予定で、15施設を訪問させていただく予定です。その後、3月1日からは、市内にある全ての特別養護老人ホームを訪問する予定です。これは、福島県と福島・郡山・いわきの各中核市が協力し、県下一斉に、特別養護老人ホームにおける感染防止対策について保健師等による助言を行うことの一環でもございます。
そして3月の中旬ごろに第2期として、再度、介護や障がい者の入所施設に対し、保健師訪問の希望を伺い、助言をさせていただく予定です。
ぜひこの機会に、施設における感染予防対策について理解を深めていただくとともに、市としても各施設の対策の向上に少しでもお役に立てれば、と考えています。

根本さん、お忙しい所、ご回答ありがとうございました!!

一生懸命対策をしていても、見落としていることがあったり、もっと効率的な方法があったりと、第三者の目で見てもらうって大事なことですよね。
それがさらに従業員の方や利用者、ご家族への安心とつながりますね。

【不安な事はまず相談。不安の声に優しく寄り添ういわき市保健所&いわき市保健福祉部】

ー橘‘s調査ファイルー

 


 

どんな時でもニーズに合ったセレモニーを「浜通り葬祭業組合」(番内調査員)

 

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新型コロナウイルスの流行によって、冠婚葬祭にも大きな影響が出ています。葬儀や法要などもこれまでのように営まれることができなくなってしまったこともあるのではないでしょうか。今回は、浜通り葬祭業組合 事務局の㈲本多葬祭の鈴木 正則さんにコロナ禍でのお葬式などについてお話をうかがってきました。

 

1、コロナ禍でのお葬式の様子

浜通り葬祭業組合 事務局 ㈲本多葬祭 鈴木 正則さん

    浜通り葬祭業組合 事務局
        ㈲本多葬祭 鈴木 正則さん

新型コロナウイルスの流行以降、三密を避けるなど、一つの場所に大勢が集まることが難しくなり、これまで通りに葬儀を行うことも困難になったと話す鈴木さん。

これまで、一般的な葬儀では、お通夜と告別式に2日間をかけて営まれることが多かったものが、一度に多くの会葬者をお迎えすることが難しく、1日で営まれることや、会葬者が多い場合には、いずれかのみに参列いただくなどスケジュール面での変化も大きいそうです。

それでも、一つのサービス業として見る場合、どれだけやっているかということもご利用いただく方に見てもらい、安心してほしいという考えから、できる対策は躊躇することなく講じてきたそうです。

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祭場の席数もこれまで100席を準備していた会場でも、現在は40席ほどに抑えて配置し、出来る限り密にならないスペースを作り、安心して会葬にお越しいただけるようにしています。

また、通夜ぶるまいや精進落としの会席での食事も現在は原則行っておらず、ご遺族の方が待機できるスペースなどもアクリルボードで仕切りを作り、飛まつの拡散を防止できるよう設備を整えています。

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また、光触媒による除菌装置を館内に設置し、空間除菌にも積極的に取り組みながら、会葬者の安心・安全を確保しています。

ご遺族の思いの数だけ様々なご葬儀の形があると話す鈴木さんは、出来る限り寄り添ってご要望を伺い、出来る限りのおもてなしを行ってきたそうです。これだけ制限のある中でも、素敵なお別れができたとご納得いただけるよう、これからも尽くしていきたいとお話くださいました。

 

2、事業面での困難と組合での取り組み

今回のコロナ禍で、事業面での大きな影響は飲食関係が全面的に停止していることだそうです。前述のように、通夜ぶるまいや精進落としを原則行っていないことで、運営にも多大な影響がでているそうです。それでも、調理スタッフを別の部署で働いてもらうなど、出来る限り従業員の生活にも気を配っています。また、不特定多数の会葬者をお迎えするにあたって、幅広い年齢層の従業員への感染がないよう、健康面での注意も怠ることができないということです。

震災後、同業の組合として発足した浜通り葬祭業組合では、今回のコロナ禍の状況の中、同じような困難に直面した組合員同士での情報共有やコミュニケーションを行い、最新の状況をアップグレードしながら、ニーズにあった運営を行ってきました。また、時には行政などとも積極的に情報交換を行い、現在も運営を含めたよりよい環境作りを行っているということです。

 

3、仏事は生きることを学べる機会「今を大事に」

新型コロナウイルスの影響で、流行前とは変わってしまいつつある葬儀や法要について、鈴木さんに伺ってみました。

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「流行から1年が経過し、ご遺族の方も会葬者の方も、このスタイルのお葬式にご理解していただける方も増えてきました。故人を偲ぶことは大事ですが、それと同じくらいこれからを生きていくご遺族の方も大事なんです。仏事は生きることの尊さを認識できる大切な機会です。これからも、ニーズに合ったご葬儀・法要などをお手伝いさせていただきたいと考えております。」鈴木さん、有難うございました。

 


㈲本多葬祭(本多斎苑)

〒971-8101
福島県いわき市小名浜字定西69
電話:0246-92-2543

ー番内‘s調査ファイルー

 


★「局長 チーフの 編集後記」★

飛田局長・・・『だんだん暖かくなってきて、だんだん慣れてきて、
身体も気持ちも浮足立ちますが、ここはグッと引き締めて!
みんなで感染対策につとめましょう!』

ベティチーフ・・・『コロナでの不安、不安に寄り添いながら
次に進めてくれる皆さんがいる!
そう思うと安心するね。みんな頑張ってる!感謝だ!』

FMいわきYouTubeチャンネルも見てね~↓ ↓ ↓ ↓ https://www.youtube.com/user/fmiwaki/featured 

「スマイルいわき情報局」
次回の放送は 3月4日(木)夜8時からです。是非お聴きください。
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