福島県いわき市にあるコミュニティ放送局

SEA WAVE FMいわき

ラジオを聴く
NOW ON
AIR
ヘッドライン

あなたも番組に参加してみませんか。番組テーマはテーマカレンダーでチェック!メッセージ&リクエスト どんどんお寄せください。

番組審議会

番組審議会

2022.07.28 
「第147回番組審議会」について

番組審議会開催について

第147回番組審議会は、
新型コロナウィルス感染症予防対策のため
文書による審議を実施しました。
実施期間:5月1日~5月21日

審議番組

番 組 名:「みんなでおさかな食べよう!いわき七浜さかなの日」
放送時間:2022年3月7日(月)
1時間特番 13:30~、10分ミニコーナー 9:20~、12:25~、17:45~
ナビゲーター:坂本美知子

番組概要

いわき市では令和2年2月定例会で可決された「いわき市魚食の推進に関する条例」に基づき、毎月7日を「魚食の日」と定めています。この条例で 毎年3月7日は 魚食の日にふさわしい事業を行うことと定められていることから、担当課である水産課から依頼を受け、制作した番組です。
求められた内容は、魚食の日の周知・普及に加え、「家庭の食卓に魚を積極的に取り入れる知識の啓発」、「利用者が減少している鮮魚店のPR」、「市の魚・メヒカリ制定10周年」の周知などでした。そこで10分間のミニコーナーでは、さかなの日協力店となっている市内鮮魚店の店主に直接
インタビューを行い、店主の人となりに触れてもらうことで、利用したことがない方には敷居の高い鮮魚店訪問のきっかけとなることを意識しました。
また1時間特番では、魚食の推進に尽力する団体「いわき魚塾」の塾長にご出演いただき、
家事初心者でも抵抗なく調理でき、メニューのバリエーションが広がるようなお話を伺ったほか、鮮魚店の利用の仕方などを伺い、家庭の食卓に魚料理を取り入れる機会を増やせるような番組を目指しました。

審議内容(番組についてのご意見)

・ナビゲーターが 質問や相槌を打っていて、相手が話しやすい雰囲気を作っているのが良いと思いました。
・ミニコーナーの鮮魚店側の声がこもっていて、聞きづらく感じました。
・ミニコーナーの鮮魚店の場所や電話番号などの情報を繰り返した方が行きやすくなると感じたのと、お店ごとに聞いている情報がバラバラで、最初のお店しか聞いていないなどが気になってしまいました。
・若者世代は新聞を見ていない人が多いので、ツイッターなども活用した方が、周知・普及をするという意味ではよいと思いました。
・1時間の特番で、魚料理をする上での悩みなどへの回答が、家庭で行えるものばかりなのでよいと感じました。
・1つ目と2つ目(のコーナー)との間に流れがありません。一つ一つの話はとても分かりやすいのに番組という大きな箱を感じられませんでした。1時間なら1時間の流れを作ってほしいと思います。
・ミニコーナーというのはもったいないと思います。魚料理を取り入れるということですが、もう少し分かりやすいというか、やりやすい、どんな人でも普通にやりやすいことを聞きたかったと思います。魚に遠い人はまずやらないしできません。
・確かに「魚」は 若い世代にはなかなか食卓に並べることが少なくなっている気がします。内臓を取り出す方法、うろこの取り方、まな板の使い方等、丁寧に説明していてわかりやすかったです。どこの魚店さんもお客さんの要望に添って下ごしらえしてくれることをもっとアピールしてくれると「一番面倒なことをやってくれるんだ」と安心してお願いできると思います。
・原発事故以降、より魚離れが進んでいます。「いわき沖の魚」の安全性を示すのも大事だと思います。各魚店でも「さかなの日」には、いつもは作っていないいわきの味を、店頭に一品でもいいので並べてみてはどうでしょうか?またその料理のレシピ等を一緒に渡すのも一案かと考えます。
・「魚食の日」協力店である鮮魚店店主が電話インタビューを通じて番組に参加することで、魚食の必要性や普及・啓発に一定の効果があったほか、番組コンセプトの一つである「鮮魚店のPR」につながったものと思われる。
・放送時間が平日昼間(一部夕方あり)であり、主婦層のリスナーも多いと思われることから旬の魚やより詳細な魚レシピの紹介など、主婦層を意識したミニコーナーがあっても良かったと思われる。
・ミニコーナーは、地域ごとにバランスよく取り上げていました。お話を聞いた店主それぞれに「一押しの魚」を紹介していましたが、あらかじめ打ち合わせをしていたかのように異なる魚を取り上げていたのが良かったです。いわきの魚種の豊富さが感じられました。とはいえ、同じことを聞き続ければ、同じような答えが返ってくることは十分に想定されます。今後は(あるいは今回もそうだったかもしれませんが)事前に軽く打ち合わせ・調整しておくことも必要になるでしょう。
・いわきの魚文化は本当に豊かで、まだまだ大きな可能性があります。この条例も、番組も、始まったばかりなので手探りなのでしょうが、少しずつ改善を加えて、その浸透を促す一助となってもらえればと思います。
・全体としては意義のあるテーマであり、またゲストのバランスなどよく考えて構成されたいい番組だと思います。
・いわき市が進める「魚食の日」のPRというコンセプトが明確で、内容もコンパクトによくまとめられている。鮮魚店の方も(接客業だからか)話が上手で聞きやすいと感じた。ただし電話 あるいはスタジオも、音量・音質にばらつきがあり、聞きづらい点があることは改善の必要がある。
・課題は、音声のみの情報の限界との折り合いだ。実際に魚を見ることができないため、説明だけで理解することができるリスナーは、すでに知識がある、魚食を実践している層に偏ってしまうのではないか。とくに調理方法などは、現在頻繁にテレビやインターネットの動画で配信されているコンテンツと比べ、訴求力はかなり低いと感じた。
・基本的に「魚食の日」の取り組み自体が、生産者・供給者側からの発信なので、番組もそうしたつくりになっている。もう少し消費者目線で「行ってみたいと思わせる」各鮮魚店の特徴や魅力や、「買ってみたいと思わせる」魚の魅力という点からブラッシュアップする必要がある。調理などはインターネットでの発信を併用するなどの工夫も考えられる。