宮城県石巻市

宮城県東部に位置する、県内第二の人口を擁する市である。
東日本大震災では津波によって旧市街地全域が浸水。海から約5km離れている大川小学校は、児童70名、教師9名が死亡。児童4名、教師1名が今も行方不明である。

宮城県石巻市 -11/14- 10:00頃

石巻市立 大川小学校。

帆立の稚貝を括り付ける作業。雄勝は、宮城最大の帆立の養殖場。

 

宮城県女川町

日本有数の漁港である女川漁港があるほか、女川原子力発電所が立地することでも知られる。ここも津波に襲われ、沿岸部は壊滅的被害を負っている。女川原子力発電所は高台にあったため辛うじて津波の直撃を免れた。3階建ての町庁舎は冠水したが、町長以下職員は間一髪屋上に避難して無事であったが町の7割の建物が壊滅、多くの犠牲者が出ている。

宮城県女川町 -11/14- 12:00頃

 

宮城県東松島市

仙台市から北東に約３０キロ。海苔や牡蠣の養殖漁業と農業が盛んな東松島市。ここもまた、津波によって大きな被害が及んでいる。11月7日現在で死者997名、行方不明者69名、津波による浸水域は市街地の65％に達する大災害となった。市は現在も尚 瓦礫の撤去、ライフラインの復旧が進められている。

宮城県東松島市 -11/14- 14:00頃

ここは、土葬をした場所。

震災当時、火葬場が機能せず、土葬が行われた。

JR仙石線野蒜（のびる）駅。

この場所の先で、電車が津波に呑まれ脱線した。