この日の17時18分、三陸沖を震源としたマグニチュード７.３の地震が発生。東北各地で最大震度５弱、いわき市は震度４を観測。宮城県沖には津波警報、福島県沖には津波注意報が発令された。
豊間地区では、警察官が沿岸部へ続く道で検問を実施、関係者以外の車両の通行を止めていた。豊間小学校には、周囲の地区が壊滅しているため、住民の避難はなかったが、地震発生当時、部活動などで残っていた児童４６名と、その子供たちを迎えにきた保護者が３階の教室で待機した。東日本大震災当時を思い出し、泣いている生徒もいた。
「あの日を思い出す揺れだった。しかし、避難訓練のように落ち着いた避難が出来た。訓練が生きた。」と、先生は胸を撫で下ろしていた。また、児童にはメールで安否確認を行い、一部、中央台に避難している家庭もいたが、全員の安全を確認した。

– 豊間地区 12/7

校舎3階の教室で待機している児童たち。

情報収集をする小学校の先生。