あおぞら多肉園の鈴木誠さん美智子さん夫妻

美智子さんがお持ちの額には

青空のしたに
とっても可愛く
たくましく
つよくきれいな花で
心を感動いっぱいに
してくれる多肉植物
太陽のひかりをいっぱい
私達の愛もいっぱい
いっぱいいっぱいいっぱいの
愛で育てた可愛い
多肉ちゃんです

と書かれている。

写真は「あおぞら多肉園」経営の鈴木誠（すずきまこと）さん、
美智子（みちこ）さん夫妻。
お二人は本業のかたわら週末イベントなどで
移動式の「あおぞら多肉園」を出店していらっしゃいます。
平日は、お二人とも医療関係の仕事についておられるとのことです。

.

さて、そんなお二人の店でどのような多肉植物に出会えるのでしょうか。
鈴木誠さんにお話を伺いました。

.

多肉植物とはどのような植物ですか？
「多肉植物も様々ありますが私たちが育てているのは
エケベリア属とセダム属です。
よく知られているサボテンも多肉植物の仲間です。
主な生育地ですが世界各国の乾燥地帯に広く分布しているようです。
私たちが育てているエケベリア属もメキシコなど中南米が原産です。
葉や茎、根など水分を貯蔵できるようになっています」

.

多肉植物の魅力はどのようなところでしょう。
「種類が豊富なことです。
色や形で選ばれる方、名前で選ばれる方などさまざまです。
特に秋になると紅葉するというところでしょうか。
夏はどれを見ても同じ色だねと言われる緑色なのですが
気温がぐっと下がってくると赤くなったりピンクになったりします。
黄色や紫色もあります」

移動式店舗には様々な多肉植物が並ぶ

世話をするときに気を付けなくてはいけないことは
「大切なのは日光、水、風です。
日が当たらないと太陽を探して伸びてしまい形が悪くなってしまいます。
陽当たりと言っても真夏の炎天下においてしまうと焼けてしまいます。
中には放置していても強い多肉植物もあります」

.

価格帯はいかがでしょうか
「セダム属ですと１５０円から８００円位、エケベリア属は４００円位から２０００円位ですね。大きく育ったものは２０００円を超えるものもありますが
大手さんに比べると半額ぐらいです。
一人でも多くの方に手に取っていただきたいという気持ちでやっています」

.

あおぞら多肉園さんとして特にどのようなことを大切にしておられますか
「苗を輸入してまだ小さい苗をそのままに販売しているのを見かけますが
うちでは苗がしっかり根付くまで育ててから店に出すようにしています。
小さく根づいていない苗はまだ弱いので一生懸命世話したのに枯れてしまう
ということが起こりやすくなります。
がっかりされてしまわないようにと思っています」

.

あおぞら多肉園さんの多肉植物はどこで手に入れられますか
「私たちはまだ実店舗がありませんがイベント出店など見ていただける他、
いわき市内では田人町の古民家カフェ「ひとたび」さんや、
JAの農作物販売店の谷川瀬店、平窪店、好間店、後田町「いがっぺ」さんなどに
委託販売で置かせていただいています」

.

これからの出店予定を教えてください
「１２月７日は茨城県笠間市のまちの駅笠間宿（かさまじゅく）で開催の【多肉祭】
１２月１４日は、茨城県東海村にある雑貨屋あさみやさんでの【多肉祭】
１２月２０日、千葉県市原市の【ラグーンマーケット】（これも多肉のイベントです）以上が年内の出店予定です。
来年以降もいわきを中心に出店を考えています」

.

特にお伝えになりたいことは
「多肉植物の管理は難しいと感じることもありますが
逆に放置していて強く生き延びる子もいます。
まずはお手に取って多肉のかわいさを知っていただければと思います。
最後にイベントやマルシェなどでお会いした際には、お気軽に声をかけていただければと思います」

=========================================

【あおぞら多肉園】

2025年11月現在、実店舗なし
連絡は InstagramのDMでお願いします。
@aozora.tanikuen

（ｂｙ.たっく）