蛭田
いわき市の子育てにまつわる様々なお話を伺うみんなでサポトーク。
3月のゲストをご紹介します。「NPO法人寺子屋方丈舎 山の中フリースクール」の下條真輝さんです。
よろしくお願いいたします。
下條さん
よろしくお願いいたします。
蛭田
さあ、今月はスタジオを飛び出してお話を伺います。今いる場所が田人町になるんですが、下條さん、私ここ来るまでに、ナビで来たのに迷いました。
下條さん
ナビじゃ出てこないですね。
蛭田
一面山の中ですし、山の中をこう進んで進んできて、やっと到着することができました。地図で出てこないってなると、皆さんどうやっていらっしゃるんでしょう。
條さん
そうですね、基本的にはgoogleマップにピンポイントで登録されているので、皆さんには「『自然体験教室しもさん家』で調べて来てください」っていう形でご連絡をさせていただいてます。
蛭田
本当に自然豊かな場所ですね。今見渡して……杉の木ですかね。あれ、凄いですね。
下條さん
ちょっと真っ赤になって花粉を蓄えて。
蛭田
そのぐらい自然に、山に囲まれた場所にあります。
で、今は建物の中に入らせていただいたんですが、また木の香りがすごくて。
下條さん
ありがとうございます。
蛭田
いい香りに包まれながら今お話を伺っていきますが、まずは下條さん。色々喋っちゃったんですが、自己紹介をお願いできますか。
下條さん
はい。改めまして、「NPO法人寺子屋方丈舎 山の中フリースクール」の下條と申します。
蛭田
はい。下條さん、ご出身はいわきではないんですか。
下條さん
いわきではないんです。僕はですね、神奈川県相模原市っていう東京のベッドタウンですね。そこの出身になります。
蛭田
都会からこの山に来られたわけですね。このいわきに来たのはどうしてですか。
下條さん
僕自身がいわき市に来る前に、ちょっと習い事教室の先生を横浜でしてまして。子供たちが公園でゲームばっかをしてる姿を見て、調べたら、ボール遊び禁止とか、遊具が撤廃されてるみたいな状況で。でも、お父さんお母さんからは「外で遊んでらっしゃい」と。じゃあどこで遊ぶんだろう?みたいなことから、子供たちがもうちょっと自由に遊べる場所を作ってあげたいな、みたいな思いがあって移住してきました。
蛭田
最初は地域おこし協力隊としていらした。
下條さん
そうです。最初は地域おこし協力隊として、古民家カフェHITO-TABIさんで、最初はそこで店員もやりながら。
蛭田
ご尽力されたんですね。 で、無事、その任期を終えまして。そのままご出身の場所に帰られる方もいれば、移住される方もいらっしゃるんですが、下條さんはいわきに。
下條さん
ちゃんと田人に暮らしてます。
蛭田
ようこそです。その任期を終えられてから今までっていうのは、どんなふうに歩まれてきたんでしょう。
下條さん
そうですね、協力隊の後半の方からここの建物作りをやってまして。で、その後に、今やってる「自然体験教室しもさん家」をスタートして、子供キャンプも始めて、っていう形で、今も継続してるってところですね。
蛭田
これ、しもさんが作ったんですか。
下條さん
基礎とか骨組は大工さんなんですけど、窓つけたりドアつけたりとか、あと棚と、台所もそうですね、自分たちで。はい。
蛭田
天井も高いですし、ちょっとロフトっぽくなっていて、階段がついていたりして、子供心くすぐると言いますか、私もワクワクしちゃうような、そんな空間で今お話を伺っています。
下條さん
ありがとうございます。
蛭田
下條さんは本当に様々な活動をされている中で、ちょっと今月は絞らせていただいて、山の中フリースクールについてお話伺っていきたいなと思うんですが、まずはここがどのような場所なのか教えていただけますか。
下條さん
はい。ここはですね、山の中の自然体験を中心とした(活動で)、学校に行けないとか、家にこもってしまってる、学校疲れるよ、みたいな子たちの居場所として機能してるってところになります。
蛭田
こんな自然豊かな環境なので、体験していただきたいですよね。
そうですか。で、ここはいつから開校されたんでしょう。
下條さん
開校はですね、2024年の5月ですね。ゴールデンウィーク明けから始めまして、もうちょっとで2年目が終わり、3年目に突入するかなってところですね。
蛭田
はい。ホヤホヤではありますけども、少しずつ歴史を刻んでいるというところですね。
今現在利用しているお子さんの年齢層ですとか、1日こんなことやってるよなんていうスケジュールを教えていただけますか。
下條さん
はい。利用しているお子様は、大体小学校の中学年から高学年ぐらいが今多くてですね、3、4、5年生が一番多いかなってところです。
1日のスケジュールとしては、朝9時から夕方4時までここでやっておりまして、1時間勉強したりとか、お昼ご飯を自分たちでメニュー決めて買ってきて作るっていう特徴がありまして。
蛭田
これはすごいミッションです。
下條さん
そうですね。包丁使ったことないって子でも一緒にやる、みたいなことをしてます。
あとはもう、外で遊んでヤギと戯れたりとか、時間制限はあるんですけど、ゲームをみんなでやったりとかていう形で過ごしてます。
蛭田
お昼ご飯をみんなで作るっていうのは、すごくいい。学校では調理実習はありますけども、一からっていうのはなかなかないと思うので、すごくいい経験ができますね。朝から夕方までなので、学校に行ってるようなスケジュールで過ごしているんですね。
下條さん、この田人地域、すごくいい場所ですけども、ここにこうした場所を作ったのは、どんな思いがおありですか。
下條さん
そうですね、ここの地域の皆様は、里山の暮らしがまだ息づいているというか、四季折々の生活が残っている地域でして。で、子供たちの中では、ゲームやったりYouTubeをやっていると、結果をすぐに求めたがる姿がすごい見受けられるなって、僕は思ってまして。それがなんか、(ここにいることで)じゃあ来月までじっくり待とうとかになって、自分たちの成長を感じてもらうみたいなことができないかなって思って、この場所にさせていただいてるっていうところですね。
蛭田
私も今日来てみて、時間の流れがゆっくりなのをこの短時間で感じていて。多分、この景色だったりとか、この空気だったりとか、あとは、ここにいらっしゃる、住んでいる方たちの姿だったりっていうところからなのかなと思いました。なかなか今そういった時間を確保するのが難しい中で、あえてこの場所で。
下條さん
そうです。
蛭田
とてもいいお話を聞くことができました。来週はこの山の中フリースクールについて更に詳しく伺っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
下條さん
よろしくお願いいたします。
蛭田
みんなでサポートークこの時間のゲストは山の中フリースクールの下條真輝さんでした。ありがとうございました。
下條さん
ありがとうございました。
蛭田
来週もいろいろなお話を伺います。どうぞお楽しみに。
<終わり>