蛭田
いわき市の子育てにまつわる様々なお話を伺うみんなでサポトーク。
11月のゲストをご紹介します。「株式会社キャンディきっず」代表の山野辺みゆきさんです。山野辺さん、よろしくお願いいたします。
山野辺さん
よろしくお願いします。
蛭田
さあ、山野辺さんとは、元々交流がありまして。
山野辺さん
そうですね。
蛭田
いろんなところで会ったり、イベントで一緒になったり、そういった感じですごく身近な山野辺さんなんですが、子育てのスペシャリストとして、今月1ヶ月にわたってお話を伺っていきたいなと思います。
山野辺さん
お願いします。
蛭田
はい。いわき市内で本当に様々な形で子育て支援の活動をされている山野辺さんですけども、今月は、山野辺さんが代表を務めていらっしゃいます、「株式会社キャンディきっず」について伺っていきたいと思います。まずは会社の紹介からお願いできますか。
山野辺さん
はい。私たち株式会社キャンディきっずは、笑顔をつながる子育て支援というのをモットーに、保育園の運営と児童発達支援事業所の運営をしております。
蛭田
まあ大きく分けて2つ。
山野辺さん
そうですね、事業所としては3つ。湯本と小名浜と、児童発達は内郷って形で。
蛭田
そうなんですね。これっていつできたものになりますか。
山野辺さん
託児所をまず立ち上げてから保育園に派生してたっていう成長過程があります。
蛭田
まずそこから始まったんですね。
山野辺さん
そうですね、保育園になったのは2018年ですね。
蛭田
だいぶ歴史を刻んできましたね。
山野辺さん
そうですね。今年12月で10年目になるんです。
蛭田
すごいですね。私もいろんなところでキャンディきっずという名前を聞くことが多いです。
で、やっぱり気になるのが、「キャンディきっず」っていうすごく可愛らしい名前だなって思うんですけど。これはどなたが。
山野辺さん
名前は私が付けたんです。
蛭田
どんな由来があったんですか。
山野辺さん
私も3人の子育てをしていて、起業した時は子供が小さかったんですね。それで、子育てにはやっぱり笑顔が必要だよなっていうのと、あと、私の子供の名前にあめかんむりがつくんですよ。
雪、雷、雫、と。で、そのあめかんむりとコロコロキャンディーの飴をかけて「キャンディきっず」っていう名前にしました。基本は私の家庭、自分の子供たちを大切にしつつ、地域の子供たちも大切にしていきたいなっていう思いがあって。いろんな味、いろんな色、いろんな匂いがある個性的なキャンディたちを子供たちに例えて、っていうんですかね。で、「キャンディきっず」って名前になりました。
蛭田
ものすごく深い意味があったんですね。
山野辺さん
そうなんです、実は。
蛭田
そっか、子育てのお仕事をしていく上で、まずはご自身のお子様を大切にするところからっていうのがすごくいいなと私も思って。
だって原点というか、そこですもんね。
山野辺さん
そうですね。なんかやっぱり、笑顔で働いてもらう地域のお母さんだったり、従業員さんだったりっていうのは、まずは生活が整ってるってところが大切かなっていうのもあって。土台を大事にってところですよね。
蛭田
そうですね。じゃあ、託児からスタートしたっていうことだったんですけども。
山野辺さん
はい。保育士として仕事をしていても、子育てをサポートしてくれるおじいちゃんおばあちゃんが近くに住んでないとか、核家族がすごく増えてる(のを感じる)。
その中で、地域との繋がりもないっていうのもあって、ちょっと子供を預けられる場所があったらいいなっていうので。
自宅の一部屋を開拓して、託児所をスタートしました。
蛭田
あれ。その託児をスタートした時って、ご自身はお子さんがいらっしゃいましたよね。
山野辺さん
もちろん。
蛭田
すごいことにならないですか。ご自身のお子様がいらっしゃる。で、自宅で託児を始める。普通に考えると、例えば、ご主人の反対だとか、いろんな問題起きなかったですか。
山野辺さん
そうですね。私もなんか、夫が仕事に行ってる間の時間を預かりにすればいいかな、みたいな。
なので、出かけて帰ってくるまでに、子供をお預かりするみたいな感じで最初はスタートしたんです。
だけど、思ったよりも、一時保育の需要があったり、10年前は保育園に入れなかったみたいなお子さんがいたりして。
蛭田
問題がありましたね。社会ニュースにもなりました。
山野辺さん
そこで、ちょっとずつ。最初は六畳一間から始まり、だんだんリビングを侵略し、ついには庭に保育園を建てるっていう。
蛭田
すごいすごい。ちょっと映画が作れそうです。そうなんですね。そこから大きくしていったと。
山野辺さん
そうですね。なんか、あまり縛りなく子供を預かる場所を作りたいなと思っていて。
美容室に行きたいとか、ちょっと自分の時間を楽しみたいっていうお母さんたちをサポートできたらなって思いで始まったところが大きく合って。
蛭田
なんか、それって、山野辺さんご自身が子育て中だったからこそ、余計に、今この時間(が大事)っていうのが、きっと。
山野辺さん
そうでしょうね。
蛭田
それを形にしていきましたってことですよね。すごいです。頭が下がります。ご自身の子育てで大変な中で、こうやって始められてっていうところで、今週伺ってきましたけども。
話が聞き足りませんので、今月1ヶ月にわたってゆっくりお話しを伺っていきたいと思うので、よろしくお願いいたします。
山野辺さん
よろしくお願いします。
蛭田
ありがとうございました。
山野辺さん
ありがとうございました。
蛭田
来週もいろいろなお話伺います。どうぞお楽しみに。
<終わり>