春は別れの季節です･･･。

はじめに、３月１６日深夜に発生した強い地震で被害に遭われた皆様へ、お見舞い申し上げます。東日本大震災から今月でちょうど１１年が過ぎ、改めて災害への備えをしっかりしていこうと思った矢先の地震でした。余震なども考えられますので、まだまだ注意が必要です。

さて、年度末。新年度へ向けて、進学や就職、転勤などで「新生活」の準備に入る方も多いと思います。そこにつきものなのは「引越し」ですね！とかく慣れない土地へ引越すのは、大きな期待とともに不安もありますね。

思えば私も初めて一人暮らししたのは、大学進学のためにやってきた、ここいわきの地です。当時のいわき明星大学にほど近いニュータウン内のアパート。間取りは１ＤＫの小さな部屋。鍵をもらい初めてドアを開けたあのとき「あぁ、ここで新生活が始まるんだ！」とワクワクしましたね。家財道具はまだ何もなく、まさにゼロからのスタート。ある程度は実家から持ってきた小さなテレビやミニコンポ、それらを収納するカラーボックスなどを配置し、のちに冷蔵庫やガステーブル、照明器具などを買いに行き設置していく。布団のセットも買いましたね。はじめはおぼつかなくても、少しずつ愛着が湧いてくるものです。そして退去の日･･･４年間しか住んでいないのに、けっこう「いらないもの」が出てきて、捨てるのに苦労しました。

また、小さい頃に親の転勤でよく引越した経験のおありという方もいらっしゃるでしょう。家を建てたり、中古住宅やマンションの購入などで初めて自分の部屋を持った時の思い出も･･･。引越し業者の方々に全部お任せという一方、家族や友人だけで引越しをしたという方もいらっしゃるでしょうか。

「別れと出会い」がつきものの年度切り替え、引越しも盛んにおこなわれる時期に、今までに経験されたあなたの、または家族や友人などのお手伝いでされた引越しにまつわるお話、お待ちしております。

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朧（おぼろ）月夜のウォーキング

３月１６日のラジピタ終了後、久々にいわき駅前や平の街を歩きました。月明かりが何となく薄い雲のベールに覆われていて、まさに春ならではの「朧月夜」でした。そんな月光浴がてら小一時間歩いたのち帰宅。遅い夕食に晩酌の缶ビールを嗜んでゆっくりしていたそのとき、あの大きな地震に遭遇しました。まさか穏やかな月夜にこんなことがあろうとは･･･油断禁物です。