内郷の白水にある『みろく沢炭砿資料館』に行ってまいりました。

ここは、当時の石炭採掘に使用されていたカンテラやヘルメット.. 山神様を祀った神棚やさまざまなポスターや写真等..たくさんの品物が展示されているとても貴重な資料館です。

わたしは以前から、この外に展示されている 石炭を運んだトロッコの近くにある桜の花が満開になっている写真が撮りたかったのですが…すでに、桜は散りおえて葉桜になっていました。

…そのかわりに、ワンちゃんの小屋の方に咲いていた満開の桜を右手にして、左下側の洞窟のようなのが【矢郷 磐城神奈川炭砿山神坑】の入り口。中央にある赤い神祠は、【明治初期からの炭鉱山神神社跡と稲荷神社】の写真を撮ってみました。

昨年（2013）は、石炭を発見した片寄平蔵の生誕200年にあたりました。平蔵は、ペリーの黒船が横浜の浦賀に来たときに、黒船が黒い石を燃やして動いていると知り、故郷であるいわきで その石炭を発見し、その後沢山の人々の力に支えられて石炭産業の基を築き.. 志し半ばで亡くなりました。

その後、いわき市は石炭産業を中心として、内郷.. 湯本..平..と栄えたそうです。

ここ 弥勒沢は、その始まりの場所なのです。