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5月2日~3日に小名浜にある、『UDOK.』で行なわれた19hドローイング/創造の現場を見学してきました。UDOK.は、5月1日に、3周年を迎えたそうです。
目の前一面に広がる大きな壁に、のびのび描かれていく絵… 大胆なのだけれど、緻密な技が凝縮されている。まるで生きもののように どんどん形を変えてゆく、瞬間のどれを切り取っても全てが作品で、目が離せない…その線を生み出すメンバーの創造の力に圧倒されました。
以前、私が観たことのある 牧島如鳩の小名浜を守る女神の絵「魚籃観音像」から受けた清らかで厳かなのだけれど、観る者の心にグッと迫ってくるような圧倒的な威圧感を思い出してイメージを重ねつつ、ここ小名浜に根ざす、大海原の波の音と潮の香りも感じられる凄い作品でした。
それぞれの地に人間が住む限り歴史は存在しますが、いわきの小名浜に新しい歴史を積み重ねているUDOK.には、また訪れてみたくなる魅力があります。
※この壁は、オー プン直後に新聞を貼った時は「弔いの壁」という作品だったそうです。その後は、1周年で雑誌の切り抜きを上から貼ったり、展示のために白く塗ったり、イベントのために黒く塗ったり、2周年で24hドローイングでいまのような絵の壁になったそうです。
(by ひなた)