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写真はいわきアリオス企画制作課の石川智己(いしかわともき)さんです。
ヴァイオリンの演奏家であると同時に指揮者でもあります。
日本だけでなく世界の様々な都市でも指揮者として活躍してこられ
昨年5月からいわきアリオスでの仕事を始められたということです。
この石川さんを中心とするオーケストラ、トラウム・ズィンフォニカー(夢交響楽団)が
アリオス初!年末第九を演奏するということなのでお話をうかがいました。
=トラウム・ズィンフォニカーとはどのようなオーケストラですか。
「プロとアマ混成のオーケストラです。
これまで私とともに活動してきた東京の人たちといわきの新しいメンバーで編成しています。
どちらかというと東京のメンバーが多いのですが東京といわきの混成チームでもあります」
=アリオスでは初めてということですが
年末にベートーベンの交響曲第九番を演奏しようと思ったのはなぜですか
「ベートーベンの第九は年末恒例の行事のようでもありますが、
名曲を生で聴いてほしいのでこの曲を選びました。
まず、アリオスに足を運んでほしい。
そして、音楽に親しんでいただきたいのです。
アリオスはすばらしいホールを持っています。
このホールでたくさんの名曲を聴いていただきたいです」
=練習はどのように進められたのですか
「これまで十回練習してきました。半分は東京のホールでもう半分はいわきのアリオスで。
団員がいわきと東京で行ったり来たりしました。
東京のメンバーにこちらへ来てもらい今のいわきを見てほしいというひそかな思いもありました」
=当日はどのような曲が演奏されるのですか
「まず、ドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調を演奏します。
休憩を挟んで第九交響曲を合唱つきでやりますが演奏するほうもなかなかきついプログラムです」とのことです。
=出身は東京で、これまで東京を中心に活動されてきたということですが
いわきにどのような印象をもたれましたか
「いい人が多いですね。あと、シャイな感じがします。また、音楽が盛んなところでもありますね。
オーケストラをするとなると弦楽器の演奏者が少ない感じがしますが」
石川さんはそのようなことは一切言われませんでしたが
東京といわきを行ったり来たりの練習はハードだったことと思います。
また、プロの演奏家の方たちも多数参加されるのにチケットが少額なことにも驚かされます。
合唱つきの第九ということなので華やかな舞台になることでしょう。
演奏会は夜になることが多いのですが午後3時開演というのも行きやすい時刻設定です。
なお、席は全席自由ということです。
では、演奏会についてご紹介しましょう。
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
ベートーベン:交響曲第九番ニ短調作品125「合唱付」
開催 12月27日 14:15開場 15:00開演
会場 いわき芸術文化交流館 いわきアリオス大ホール
料金 一般900円、学生500円<全席自由>
(アリオスチケットセンター、インターネットなどで発売中)
※駐車場は、市立美術館やいわき市役所等、周辺の公共施設に無料で駐車することができますが、早めにお出かけになることをおすすめします。なお、できれば公共交通機関を利用してほしいとのことです。
(by 錦町のたっく)