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市民レポーターわがまち発信隊

2017.05.30 by 西川 ゆう
5月27日(土)西川ゆうの「楽しい子育て!」第2回

梅雨時から夏にかけて罹りやすい感染症って?

このところの不順な天候、本当に鬱陶しいですよね!
小さなお子さんにとっては、体調管理が大変な季節です。
どんどん暑くなって来ると、体力は落ちて来るし風邪はひきやすくなり、
働くママにとっては頭の痛い季節です。
そこで、最低限知っておきたい、小さなお子さんが罹りやすい感染症についてあげてみました。

①手足口病
急性のウィルス感染症で、38度位までの発熱と、手足口の周りに水痘が出ます。
潜伏期間が3~7日間あるので、嘔吐や下痢の始末時には触らない様にし、
手洗いうがいをして大人もうつらない様にしましょう。

②溶連菌感染症
発熱や喉の痛みがあり、イチゴ舌がみられます。
処方された抗生物質を2日間以上服用する事が大切です。

③ヘルパンギーナ
手足口病に良く似てますが、こちらは40度近い高熱が出るのが特徴です。

④咽頭結膜熱(プール熱)
アデノウィルスの感染症で、プールでうつる事が多いので、この名前がついています。
高熱と共に、結膜炎になりやすいのが特徴です。

以上は、飛沫感染、接触感染で広がり易いので、
とにかくタオルを別にしたり、手洗いうがいが大切になって来ます。
また、必ず小児科に受診し、自然治癒ではなく、しっかり治療してもらいましょう。

柔らかく喉越しの良い消化の良い食べ物を摂り、水分補給をしっかりしてくださいね。


働くママやパパにとって、仕事はなかなか休めないものですが、
しっかり治療しないと症状が悪化します。

しっかり休ませて、人にうつすという事は保育園や家族を巻き込むという事なんだと頭に置き、
それが最低限のマナーだという事を肝に命じて接してあげてください。

感染症だけではなく、体力が落ちるこの季節、
喘息や気管支炎が酷くなったり、ジワジワと熱中症の危険が迫ります。
日頃から、体力づくりや規則正しい生活、バランスの良い食事で、
感染症を追い払って行きましょう!

(by. 西川ゆう)

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