小さなお子さんにもストレスが

日頃、お母さんお父さんばかりでなく、
お子さんにもストレスがある事、感じていらっしゃいますか？

忙しい毎日、気が付いていながら見過ごしていたりしませんか？

小さなお子さんが感じるストレスは、お子さんに色々な変化をもたらします。
「指しゃぶり」や「爪を噛む」、
赤ちゃんの頃は手が掛からなかったのに、幼児期を迎えた頃から急に甘えん坊になった。
保育園や幼稚園で噛みつきや引っ掻きのトラブルを起こしたり、
訳が分からない嘘をついたりと、
お子さんの性格だから、今だけのちょっとした事だと余り気にしなかったりしていませんか？

お子さんは、
自分の気持ちをどうか分かって欲しい、
甘えたいと言う気持ちをサインに託して現しているのかも知れません。

欲しい物をちゃんと与えているし、色々な場所に連れて行ったりして、
親として愛情を沢山注いでいるのだから、そんな事は無いだろうと思っているのは
親の自己満足かも知れません。

愛情を注いでいるつもりでも、お子さんに届いていなければ、
愛されていないと受け止められてしまうのかも。

ご自分の小さな頃、お母さんやお父さんとの関わりで覚えている事は何でしょう？
結構、連れて行ってもらった場所や、買ってもらった物を覚えてなかったりしませんか？

お子さんの喜ぶ顔はどんな時に見れますか？満足して、安心した顔はどんな時に見れますか？

ご家庭での、ほんのひと時のお子さんとの関わりの中で見るお子さんの顔が
一番嬉しそうではありませんか？
抱っこして、ムギュッと抱きしめた時のお子さんの嬉しそうな顔では？

私は共働きなどで、時間の無い保護者さんに話をする時、量より質だと話します。

どこにも行けなくても、何を買ってあげられなくても、
ムギュッと抱きしめる事が大切だとお話ししています。
お子さんの気持ちに立って、サインはどこから来ているのか考えてみる事、
少し考えてみてくださいね。

（ｂｙ.西川ゆう）