青森県八戸市

今のいわき以外の被災地はどんな状況に置かれているのだろうか…
被災地の現状をこれから先、出来るだけ細部まで伝えて行きたいとフォトジャーナリストの高橋氏の思いから、今回の震災が及ぼした被害を知るべく彼は独りで被災地へ旅立つ決心をした。
そして、一番最初に訪れたのがいわきから約500km離れた同じ東北の八戸。八戸市は、震災後ほとんどマスコミに取り上げられる事が無く、いつも間にか忘れ去られた被災地になってしまったという。他の被災地と比べると建物のダメージも少なく、復旧も早かったが本質は見えない部分にあり経済が大打撃を受けているという。

青森県八戸市 -11/1- 13:00頃

観光地の蕪島（かぶしま）神社。

蕪島ウミネコの生殖値で有名な風光明媚な場所も津波に襲われ今も爪痕を残している。

八戸港。津波で漂流した船や火災が起きた船が今もなお停泊している。

沖の防波堤が破壊され、テトラポットで代用していた。