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写真で綴る震災レポート

2011.10.07 
津波に襲われた豊間中学校のピアノに再び息吹を!

原発までわずかな場所にあるJヴィレッジ

福島第一原発の作業員の拠点となっているJヴィレッジ。震災前は、日本有数のサッカー施設として活躍していた場所だったが、今はもうその面影がなく入り口は、立ち入り禁止区域の検問所があり、物々しい雰囲気になっている。外には、第一原発まで行った車の除染場があり、防護服を着ている人たちや、東電の制服を着ている人が歩いている。

広野町 -10/07- 14:00頃

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Jビレッジの入り口付近。これより先は第一原発から20km圏内で、線量が高く住民も自由に出入り出来ない。

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津波にあった豊間中学校のピアノ

【豊間中学校のピアノ Vol.1】
平作町にあるピアノショップいわき。そこには豊間中学校の体育館で放置されていたピアノを引き取っている。引き取ったのは遠藤洋店長。
このピアノは、津波に呑まれ砂を被り、また、心ない人たちに鍵盤を引きちぎられ無惨な姿になって体育館に置かれていた。それを、自費で部品を集め、そしてしっかり弾けるように修繕する、気の遠くなるような作業をしてくれている。かなりの時間を要するようだが、遠藤店長の情熱と優しさで来年には柔らかい優しい音色を出してくれるピアノに生まれ変わってくれそうだ。

Vol.2~4はこちら。

(Vol.2は、2011.10.26 震災レポート参照)
(Vol.3は、2011.10.27 震災レポート参照)
(Vol.4は、2011.12.08 震災レポート参照)
(Vol.5は、2011.12.13 震災レポート参照)

豊間中学校のピアノ Vol.1 -10/07- 15:00頃

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津波に呑まれ砂を被っているピアノ。

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鍵盤は心ない者に引きちぎられている。