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2014年12月6日(土)、JAいわき市第1営農経済センター(平荒田目)にて、「第一回飯野発動機運転会」が開催されました!
主催はいわき市平飯野発動機愛好会のみなさん。
発動機とはいわゆるエンジンですが、ここでいう「発動機」は大正末から昭和40年代まで、農業機械として幅広く利用されていた、石油や軽油を燃料とする内燃機関を指します。
所狭しと並べられた発動機。愛好会の方々が次々に始動させると、白煙を上げながら力強い運転音を会場に響かせていました。
この日の目玉は、旧平市五丁目にあった「荒木發動機工作所」製の4馬力軽油発動機。
浜通り唯一の工作所であった「荒木發動機工作所」。現存するのはこの1台のみで、長い間、幻の発動機とされていたそうです。
「小学生の頃、田んぼや水路で動く発動機が、私にとっての原風景の一つでした。時が経つにつれ、ベルトで動かしていたものが一体型になり、自動脱穀機コンバインになり、農業機械は飛躍的に発展していきました。今は時代の遺物となってしまいましたが、この匂いや音に、なぜか心魅かれるんですね。」と代表の永山銀一さん。
会場には大勢の農業関係者が訪れ、大変な賑わいをみせておりました。
(by みみお)
代表の永山銀一さんと、荒木發動機工作所の親族の方。