あなたも番組に参加してみませんか。番組テーマはテーマカレンダーでチェック!メッセージ&リクエスト どんどんお寄せください。
街の商店に用事があり車で行って駐車場が見つからず困った!
…そんなことが時々ありますが、ありがたいのがこれ。
左の写真は、
いわき市南部の勿来町窪田町通の商店街にある
「いわき信用組合」の駐車場です。
夕方3時から街の駐車場として使ってよいことを知らせています。
使用は無料です。
他に、土曜、日曜、祝日は
ATM使用のじゃまにならない範囲で
開放されているそうです。
あ
この駐車場を用意したのは窪田町商店会です。
窪田町には他にも 同じルールで運用される
「東邦銀行」や「JA福島さくら」の協力による駐車場もあります。
さらには、下の写真のようにひまわり信用金庫の協力による駐車場などがあります。
よく見ると駐車場の看板のとなりに、街灯が立っており
そこにも「くぼた」の文字と
かぶとをかぶった武将のイラストがあります。
この駐車場と街灯について
窪田町商店会会長で田口呉服店のご主人・
田口一雄さんにお話を伺いました。
=駐車場を用意するようになったのはいつからですか?
1999年から市の協力を得て計画を始めました。
商店会が互いに協力して活動していることを
アピールするねらいもあり
夜も安心して過ごせる街づくりを目指して
もともとあった街路灯120基をリニューアルしました。
この街路灯は約1キロにわたって街を照らしています。
また街路灯とともに、商店会の活動をお知らせする意味で新しいキャラクターをセットしました。
勿来の関を「吹く風をなこその関と思へども道もせに散る山桜かな」と詠んだ
八幡太郎義家の親しみやすいイラストを、シンボルマークとして使っています。
このキャラクターの名前は「よしいえくん」です。
ベースとなる背景色は勿来の関の桜を象徴するチェリーピンクです。
さらに駐車場を準備したときも皆さんに分かりやすいようにと
同じキャラクターを取り入れました。
東邦銀行さん、JA福島さくらさん、ひまわり信用金庫さん、いわき信用組合さんの
駐車場を使わせていただくことができました。
=なぜこのような取り組みをすることになったのでしょうか?
窪田町は江戸時代から栄えた街ですが、
そういった街の特徴として車社会に対応するためには 駐車場などが不足していました。
そこで、皆さんに安心して買い物していただけるよう、
今あるものを活用して問題を解決しようと考えました。
幸い金融機関の皆さんから ご理解とご協力をいただき 駐車場を用意することができました。
=駐車場を利用される方たちの感想はいかがでしたか?
便利になったと喜んでいただけました。
=困ったことはありますか?
近くの学校等でイベントがあるときに、たくさんの車が駐車してなかなか動かず、
休日にATMを利用されるお客さんが困ってしまったという話を聞くことがあります。
この様な取り組みが窪田町商店会だけでなく、
ほかの様々な町並みで実施されると大変ありがたいです。
…ちなみに、いわき市役所本庁舎 及び 市内の各支所では駐車場として利用するために
平日は午後5時15分から翌朝まで、土曜、日曜、祝日は終日、駐車場を開放しているという事です。
(by.たっく)