子どもの発達障害で大切なことは…

発達障害、良くこの言葉を聞くようになりました。
今では、大人の発達障害についての専門的な本も出ていますね。

そんな発達障害には、
自閉スペクトラム症「ASD」
注意・欠如多動症「ADHD」
学習障害「LD」
チック症、吃音などが主にあります。

小さなお子さんをお持ちなら、1歳半健診や3歳児健診などのときに、
保健師さんやお医者さんから「発達が遅いかもしれないから」とひとこと言われたことで、
ママやパパの気持ち、頭の中で小さなパニックを起こしてしまい、
これから先のお子さんの成長を悲嘆し、
凄いストレスを抱えてしまった方もいらっしゃるかも知れません。

そこで、分かっていて頂きたい点をお伝えしておきますね。

それぞれの発達障害の中で、判断基準となる成長の段階というものがあり、
保健師さん、お医者さんはそれを基に声を掛けられています。

ADHDは、落ち着きがない子が当てはまると良く考えられていますが、
ただ落ち着きがないというだけでは無く、
そこに注意力が足りなくてミスが多いことが当てはまります。
でも月日が経つにつれ成長と共に、
人の話を落ち着いて聞ける時間が少しずつ増えてくるかも知れません。

ASDは、言葉の遅れが顕著な事が挙げられますが、
コミュニケーションが苦手な事も判断基準なので、
お友達と仲良く遊べたり、色々な事に興味を持ち トライ出来ているかどうかで変わります。

その様に、ひとつの発達の遅れだけでは、発達障害だとは決められません。
ゆっくりとしたペースで良いので、お子さんを見守りながら、
成長をフォローしていって欲しいなぁと思います。

また、ただただ心配でどうしたらいいか分からなくなってしまったら、
迷う事なく、保健師さんや、子育ての相談窓口に行ってくださいね。
必ずいい方向に気持ちが向くはずですから。

（by. 西川ゆう）