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今夜は、9月30日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわき明星大学吹奏楽団 特別演奏会』のもようをお送りしました。
スタジオのお客様は、いわき明星大学吹奏楽団より、
3年、団長の中野みなみさん(Ob)、鈴木千咲稀さん(Tp)、
2年、荒木大輔さん(Perc)、齋藤 澪くん(Tb)、
1年、愛川克樹さん(Tp)、安部 樹さん(Perc) でした。
今回の演奏会は、いわき明星大学吹奏楽団にとって初めての単独の演奏会。
そして、来年度から校名が変わることから、
「いわき明星大学吹奏楽団」という名称では最後の演奏会、という
まさに、特別なものでした。
9月8日には岩手でコンクールの東北大会があり、「とにかく準備が大変でした!」と中野さん。
また、インターンシップの時期と重なった鈴木さんは、
毎日、インターン先から戻って夜の練習に参加していたそう。
大変な思いもしたであろう皆さんにとって、最初で最後の演奏会は、
本当に印象深い、思い出に残るものになったようです。
プログラム第1部は、親しみやすい軽快なマーチで幕開け。
バッハのオルガン曲や今年度のコンクール課題曲など5曲を演奏しました。
バッハは2曲を披露、そのうちの「トッカータとフーガ」は、
コンクール自由曲として東北大会でも演奏しました。
指揮者で音楽総監督を務める根本直人先生の編曲で、重厚感のある美しい一曲でした。
第2部は、アンサンブル。
打楽器4、フルート6、金管8、木管8、オーボエ3の5組が出演しました。
打楽器の「久久能智(ククノチ)」は、日本神話に登場する木の守護神の名前。
前半は静かで厳かな雰囲気、後半は躍動的で大地の力強さを感じるような場面もあり、
興味深い曲でしたね~。
荒木くんと安部くんは演奏会ではメンバーには入っていませんでしたが、
「やりたかった!」と言うのも納得でした。
金8のメンバー、斎藤くんは「普段は和やかに、時には意見を闘わせてました」と、
8人で情熱的な「トレス トロバドル」を作り上げました。
一方、オーボエ3人は「終始、穏やかでホワ~ンとしてました」と中野さん。
マイペースながら実力派の3人によるアンサンブル、聞き入っちゃいました。
第3部は7曲を披露。
ハワイを代表する3曲のメドレー「ソング・オブ・アロハ」では、
大学のフラダンスチーム「moana anuenue(モアナ・アヌエヌエ)」と共演しました。
「モアナ・アヌエヌエ」は、元スパリゾートハワイアンズダンシングチームリーダーの
大森梨江さんにご指導いただきながら幅広く活動しているチーム。
ステージがより一層華やいだ雰囲気になったでしょうね。
ユーミンの名曲「翳りゆく部屋」では、愛川くんがピッコロトランペットソロを担当。
実は今日の6人とも、ソロはやらなくてもいい、と言う控えめ(?笑)なメンバー。
愛川くんも「ソロは得意じゃなくて・・・」と話していましたが、
いえいえ、堂々とした演奏、さすがでした。
来年度からの校名変更とともに、吹奏楽団としては
団員を確保できるのか、団を維持できるのかなど、不安もあると思います。
でも、せっかくここまで積み上げてきた実績と実力ですから、
これからもその素晴らしい演奏を聞かせてほしいと願っています。
11月29日の「音楽会の夕べ」は、
9月22日(土)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島工業高等専門学校吹奏楽部 第40回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪