今夜は、昨年12月24日（日）に、いわきアリオス中リハーサル室で行われました
『サクソフォンとピアノによる音楽のおくりもの』をご紹介しました。

スタジオには、サクソフォン奏者の遠藤清太朗さんが来てくださいました。
番組初登場ということでとても緊張してらっしゃいましたが、
最後は「楽しかった」と言ってくださって、こちらも嬉しかったです。

いわき出身の遠藤さんが地元に拠点を移したのは2019年。
直後にコロナ禍となり、ここまでコンサートを開くことができない状況が続いていました。
「何かやりたいな、出来るかな、と思ってはダメ・・・の繰り返しだったので
当日は『ようやく開催できたな』という気持ちが一番大きかった。
用意したイスが足りないほどお客さんが入ってくれて安心した」
とホッとしたようすで本番の日を振り返ってくれました。

プログラムはサクソフォン色が強くなり過ぎないことを意識して選曲したそう。
クラシックから映画音楽、時期を考慮してクリスマスソングなど、
初めての方でも聞きやすい内容になっていたと思います。
バリトンサクソフォンで演奏されたバッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」、
チェロのための楽曲であることを忘れるくらい違和感がなかったです。
また、オリジナル曲の真島俊夫「シーガル」はやはり良曲ですね～。

ピアノは、いわき出身で大学4年生の髙橋真也さん。
ソロは勿論、アンサンブルピアニストとしても活動しているとのことで、
今後のご活躍が楽しみですね。
（ちょうど卒業時期のため今回は番組出演いただけませんでしたが、次回ぜひ！）

遠藤さんの今後の予定です。
「サクソフォンの調べ　～いわき出身プレイヤーによる～」
5月12日（日）14：00～　いわきアリオスいわしん音楽小ホールにて
遠藤さん、髙橋さんと、いわき出身の現役大学生3人とともに
サクソフォンソロとアンサンブルのステージをお届けします。

今回のコンサートも「音楽のおくりもの」シリーズとして続けていけそうな雰囲気・・・
こちらも楽しみにしています。

3月28日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。