今夜は、1月14日（日）に、いわきアリオスいわしん音楽小ホールで行われました
『“こころを声にのせて”　渡辺裕美子ソプラノ独唱会』をご紹介しました。

スタジオには、声楽家の渡辺裕美子さん　が来てくださいました。

裕美子先生が単独のコンサートをいわきで開催するのは4回目。
前回3回目が2012年だったので、なんと12年も間が空いてるんです。
「そのうちそのうち・・・と思っているうちに時間が経っちゃった」と裕美子先生。
いろいろな方から『コンサートいつなの？』というお声かけもあることから、
「もう逃げられない(笑)から、まずは場所を押さえちゃおう」と今回の開催となりました。

子どもたちのおうたの教室をされている裕美子先生らしく、
プログラムには童謡が数多く並びました。
「童謡は子どもだけでなく大人も楽しめる曲がたくさんある」ということで、
実際、お客さまからも「楽しかった」「懐かしい」、
さらに「感動した」「涙が出た」など、たくさんの好評の声があったそう。

そして、ピアノ演奏と朗読による「音楽物語　かぐやひめ」。
こちらは、いつも伴奏を担当してくださっている林久見先生のピアノと、
裕美子先生の朗読によるもの。
かぐやひめが竹から生まれて月に帰るまでの物語が9つの章で描かれ、
日本的なピアノのメロディとさまざまな場面を想像させる朗読がとてもステキでした。

また、ゲスト出演してくださった方もいらっしゃいました。
裕美子先生とは学生時代からの友人である、ヴァイオリンの森さとみさんと、
いわ響でヴァイオリンも弾くピアニスト、関内千瑞佳さんです。
森さんはいわ響の公演にエキストラ出演したことがあるそうで、
その時のご縁で今回、関内さんにピアノ伴奏をお願いしたそう。
（番組ではその演奏を聞くことができなかったので、次回があればぜひ！）

童謡をこんなふうに聞く機会って今、ほとんどないですよね。
お客さまが『感動した』とおっしゃったように、
なんだか優しい気持ちになれるひとときを過ごすことができました。

4月11日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。