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今夜は、2月29日(土)に、中村病院で行われました
『第41回中村病院コンサート~ピアノ・冨士耕平~』をお送りしました。
スタジオのお客様は、中村病院の中瀬 猛先生 でした。
4月、8月、12月の年3回開かれている中村病院コンサート。
・・・ですが、今回は特別編!
病院コンサートとしては初めての2月開催で、
いわき市医療センターの研修医、冨士耕平さんのピアノコンサートをお届けしました。
冨士さんは山形出身、東北大学医学部卒。
いわき市医療センターには、今年3月まで研修医として勤務していて、
現在は仙台に戻り、医師として勤務されています。
(ちょうど4月から仙台でお仕事になるため、スタジオにはお越しいただけず・・・残念!)
冨士さんと中瀬先生の出会いは、昨年11月。
アリオス中リハーサル室で行われた冨士さんのピアノリサイタルでした。
初めて冨士さんのピアノを聞いた時、
「医師免許を持ったピアニスト。素人の演奏じゃないな、と。
よくぞここまで・・・という印象でした」と中瀬先生。
冨士さんが演奏する美しいピアノの音色、私も楽しませていただきました。
コンサートは、クラシックを中心に6曲(+アンコール1曲)。
冨士さんご自身が21歳の時に初めて作曲したと言う「ピアノソナタ」は、
荒涼かつ寂寞とした情景を表現した第1楽章、
彫刻家・船越桂の作品『水のソナタ』の、静謐な世界観を曲に落とし込んだ第2楽章、
オスティナート(連続音)にジャズやロックのシンコペーションや
ミニマルミュージック(反復音楽)の要素を取り入れ、第1楽章の主題を混ぜ込んだ第3楽章と、
雰囲気の異なる3つの楽章から成り、どれも興味深い曲でした。
特に、第3楽章。
子どもの頃からピアノに触れ、音大に進もうかと考えた時期もあったと言う冨士さんなので、
クラシック音楽が基礎にあると思うんですが、Jazzyなピアノもすごく良くて、
「ジャズもいけますね!」と中瀬先生と話しながら聞いてました。
中村病院ではこれまで、ピアノ+他の楽器、+ヴォーカルというのはありましたが、
ピアノソロのコンサートは、実は初めてだったそう。
しかも冨士さんのような才能あふれる若い方に出演してもらえるなんて、
中瀬先生も一言、「やっててよかった!」(笑)
4月9日の「音楽会の夕べ」は、
2月23日(日)に、郡山市のけんしん郡山文化センター中ホールで行われました
『安積合唱協会 第27回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪