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今夜は先週に続き、2007年3月に行われました
『福島県合唱連盟青少年選抜合唱団 海外演奏会』をお送りしました。
スタジオのお客さまは、ふたば未来学園高校の関 成利先生 でした。
こちらの演奏会は、福島県合唱連盟の60周年記念事業のひとつ。
オーディションにて結成した選抜合唱団が、
プラハ、ウイーン、ザルツブルクで演奏会を開催しました。
今夜はザルツブルクで行われた単独演奏会をご紹介しました。
モーツァルト生誕の地で歌う「ヴェスペレ(証聖者の荘厳晩課)」、
間宮芳生の「合唱のためのコンポジション第1番」、三善晃「唱歌の四季」など
地元の耳の肥えた観客は温かい拍手を送ってくださっていました。
プラハ、ウイーン以上に
「前日練習からリラックスしていて良い状態で本番を迎えられた」と関先生。
また、海外演奏会最後の公演ということで、
「このメンバーで歌うことはもうないんだ、と終演後はみんな号泣だった」
と振り返っていました。
会場となったのは、世界遺産「ザルツブルク市街の歴史地区」にある
ミラベル宮殿「大理石の間」。
ここはモーツァルトも演奏を行った場所だそうで、
「いつも通りに歌うと『うるさい!』と言われるくらい響きが良い。
こんなに?!と思うくらい抑えて抑えてちょうどいい感じだった。
抑えて歌う難しさもあったけど、力まず歌えたのは良かった」
さて、この海外演奏会から15年が過ぎていますが、この時の経験が
今でも関先生が歌う時や合唱を指導する際のペースになっていると言います。
「海外公演には時間も費用もかかる。それでもやってくれたことに感謝。
福島県の合唱への恩返しという気持ちでこれからも取り組んでいきたい」
3月3日の「音楽界の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。
どうぞお楽しみに♪