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市民レポーターわがまち発信隊

2023.11.18 
いわきでとれたぶどうから作られた「田人ぶどう研究所」のワイン(by.たっく)

画像1
上の写真はいわき市内の農園で栽培されたブドウから作られたワインと
原料となったぶどうを栽培する芳賀正道(はがまさみち)さんです。(写真芳賀正道氏)
なお、写真左手の5本並んでいるワインは「田人ぶどう研究所」のラベルが貼られたもので1本3,000円で購入できます。

芳賀さんは、どのような思いでぶどう栽培をしていらっしゃるのでしょうか。
田人町黒田の広大なぶどう園でお話を伺いました。

田人ぶどう研究所の歴史について教えてください
いつからぶどう栽培を始められましたか
「ぶどう栽培を始めたのは2009年からです。
いわきでぶどうを植え始めたのは祖父の畑で2013~4年ごろからです。
ぶどう栽培の研修を受けた山梨から持ち帰った苗木を植えました。
こちらで本格的にワイン用のぶどうを育て始めたのは2019年からです」

どこでぶどう栽培をしていますか
「まず、ここ田人町黒田です。
ここは農地中間管理機構から紹介されたところでもともと田んぼでした。
それから旅人の石割桜の近くの土地は祖父から受け継いだ杉林でした。
それを開墾してぶどう園にしたのです。
他に久之浜町末続(すえつぎ)の農園をお借りして栽培しています。
全部で3か所です」

どのようなことにこだわってぶどう栽培をしていますか
「何にこだわるというより、よいぶどうを育てるためにできることはすべてやろうと思ってやっています」

ワインの醸造はいつから始められましたか
「2019年からです。
うちでとれたぶどうを山梨の醸造所にもって行き醸造しています」

ワインづくりのためにどのような経験を積まれましたか
「ワイン王国といわれる山梨県の事業研修で
新規就業者を育てようという事業がありましてそこに参加しました。

なぜ田人でワインづくりをしようと思ったのですか
「受け継いだ祖父の土地には杉の木が植えてありました。
杉は根が浅いので風水害などを防ぐ力が弱いと聞きました。
また、木材としてもあまり売れないし、花粉症の原因にもなります。
ぶどうの根は土地を強くするすると聞き、
山を守るためにはぶどうを植えたらいいのではないかと考えました。
もともとワインが好きですし、田人に人が来てくれるところを作りたかったのです」

画像2写真左は10月のひょう、
右は病害虫駆除を目的とした焼却防除
(写真芳賀正道氏)

ぶどうを育てるのにどのようなご苦労がありますか
「今年は特に暑くて、よいぶどうの収穫には適さない気候でした。
また、ひょうの被害も受けましたがダメージが大きかったのは収穫前の台風13号でした。
黒田はもともと田んぼだったところをぶどう園にしたのですが、
下の畑の水がなかなか引かなくて困りました。
また、虫・獣害などもあります。
やっといい状態に熟したぶどうが、ゆめあぶくのように失われます。
ハクビシンやアライグマなどに奪われてしまうのです」

芳賀さんのワインはどこへ行けば手に入れられますか
「田人ぶどう研究所で販売しています。下の電話番号にご連絡ください。
また、いわき市遠野町大平の中根の湯、久之浜にある谷地の湯・田村屋旅館などで扱っています」

田人ぶどう研究所について知りたいときや、
ワインを手に入れたいときは何を見ればよいでしょう
芳賀正道のFacebookをご覧いただければと思います」

画像3写真左は農園の様子
右は醸造前のぶどう(写真芳賀正道氏)

「それから遠方の方など田人までお越しになれない方たち、でも飲んでみたい方のために
「田人ぶどう研究所ファンディング」をしています。
(返礼品の一部としてボトルが届きます)

下の要項をご覧の上お申し込みいただければと思います」
画像4
住所、氏名、連絡先、.
郵送に必要な情報をお知らせいただき
下記の口座へ振り込みをお願いします。
入金が確認取れ次第、順次ヤマト便で発送します。
銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 828
預金種目 普通(または貯蓄)
※預金種目は普通貯蓄いずれでも振り込み可能です
※通常貯蓄貯金は給与のお受取口座に指定できません
店名 八二八店(ハチ二ハチ店)
口座番号 2793867

1 お気持ちコース
■※いただいたご支援はリターン費用が掛からない分、
すべて営農活動に活用させていただきます。
支援者 制限なし

2 「田人ぶどう研究所 」応援コース   2,000円
返礼品 バックナンバーステッカー + 感謝のお手紙
■※いただいたご支援はすべて営農活動に活用させていただきます。
支援者数 制限なし

3 ワイン「SEKIHI[HAV]」コース    10,000円
返礼品 ワイン1本 + 「畑の足跡」 + 収穫作業体験の権利
■※いただいたご支援はすべて営農活動に活用させていただきます。
アルコールを含むリターンは20歳未満の方はご支援いただけません。
支援数 100本限定

4 ワイン「田人ぶどう研究所」コース   5,000円
返礼品 ワイン1本 + 感謝のお手紙
■※いただいたご支援はすべて営農活動に活用させていただきます。
アルコールを含むリターンは20歳未満の方はご支援いただけません。
支援数 400本限定

5 ワイン「田人ぶどう研究所プレミアム」コース 100,000円
返礼品「SEKIHI〔HAV〕(ピノワール)」2本
「SEKIHI〔HAV〕(メルロー)」2本
「田人ぶどう研究所 」8本
上記歴代ボトル合計12本 + 感謝のお手紙
「畑の足跡」 + バックナンバー「畑の足跡」
収穫体験の権利
■※いただいたご支援はすべて営農活動に活用させていただきます。
アルコールを含むリターンは20歳未満の方はご支援いただけません。
支援数 10組限定
ボトルがなくなり次第終了となります。

田人ぶどう研究所

住所:
いわき市田人町黒田字大沢95-1
「田人ぶどう研究所」芳賀正道
電話:
090-3102-6294
黒田の農園への行き方:
県道134号線を田人支所から田人小中学校方面へ進みます。
左手に「満照寺」、右手の田人まんじゅう「一心堂」が確認できれば間違いありません。
道なりに200メートルほど進むと右側にワインの樽や農産物直売所が見えるところが目印です。
ヨーロッパと同じ垣根式のワインぶどう畑が広がっています。

(by.たっく)