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皆様、FMいわきをお聴きいただいていづもいづもありがとうございます! 出雲みわです!
寒い冬がやってきましたね~!お鍋が恋しい季節です(*^^*)
皆様、ご存知でしょうか?
文化庁が推進している「100年フード」に、
いわきの郷土料理「あんこうのどぶ汁」が認定されました\(^o^)/
実は「あんこうのどぶ汁」と「あんこう鍋」には違いがあるのです。
実は現在のあんこう鍋の方が新しく生まれたお料理で、
どちらも同じあんこう鍋ですが、少し調理方法が異なります。
ルーツはその昔、冬場に漁師達が食したのが始まりと言われております。
そこで!一人でも気軽にあんこう鍋を食べることが出来る、
いわき市平豊間にある「ごはんカフェきゅういち」さんの あんこう鍋定食をご紹介します!(^^)
場所は豊間海岸沿いの南側。
豊間中央集会所の隣りに、真っ赤な平屋建ての美味しいごはんをメインにした定食屋
「ごはんカフェきゅういち」さんがあります!
店主の遠藤玲子さんは、豊間生まれ豊間育ち。
目がクリっと大きく美人で聡明な女性というイメージの方です!
父親の遠藤重政さん、妹の遠藤智子さんと家族でお店を切り盛りしています。
東日本大震災の前までは、久一観光という民宿を経営していましたが、
津波で建物は全壊。
その後、紆余曲折あり、現在の場所にお店をオープン。
そんな「ごはんカフェきゅういち」さんでは、冬季限定のあんこう鍋定食が始まりました!
あんこう鍋は温泉旅館や魚専門の飲食店では一人前¥3,000前後くらいです。
また、ドブ汁は手間がかかり、少し割高で
メニューにあるお店も少ないため、
問合せと予約が必要なことが多いです。
しかし!
「ごはんカフェきゅういち」さんでは
グループや団体での予約が必要なく
なんと!一人前の定食なので、
一人で来ても大丈夫!
料金は、一人前 2,000円(税込)!
あ
グツグツと音を立てて煮立つ、
きゅういちさんのあんこう鍋は、
オレンジ色のドブ汁仕立て!
あんこうは、白身の部分も美味しいけれど、
少しコリッとする胃袋や、
ぷるぷるとした皮も美味しい!
あ
白菜、大根、ネギなど旬の美味しい野菜と、
煎ったあん肝の香ばしさと
お味噌のコクが合わさり、
いい塩梅で至福の味です!
寒くて冷えた身体に沁みる〜!
最後にごはんを入れて、鍋に火入れをしてもらい「おじや」もOK!
〆まで美味しく食べましょう!
もともと、あんこうは水分が非常に多い魚で、ほとんどの部位が食べられます。
寒い冬、船上の漁師達にとって温かく栄養満点の鍋は大切な食料でした。
貴重な水を使わずに、大根や白菜、葱などの野菜と一緒に
ぶつ切りにしたあんこうを煮込んで 味噌を加えれば、栄養満点で温かいスープが作れます。
その際、あん肝を鍋で空煎りし、肝から出た肝油(かんゆ)で
酒の濁酒のようにオレンジ色に濁っていた事から、どぶ汁と呼ばれました。
旅館や飲食店などで、肝煎りや水分を出す時間を省くために
オリジナルスープ(割り下)を加えて煮立てるだけにしたのが、今のアンコウ鍋です。
きゅういちさんは手間ひまを惜しまず、ドブ汁仕立てのあんこう鍋を提供しています!
メニューには
煮魚や フライ定食などの他に、
日替わりの手作りデザート&ドリンクセットもあり、とても美味しいと評判です!
また、同じく郷土料理の
「さんまのポーポー焼き定食」もあり、
こちらも大人気!
ポーポー焼きとは、
さんまのなめろうを焼いた
お魚のハンバーグです。
さんま漁が盛んだった頃から、地域に根付いた郷土料理を残したい一心で、
一から手作りしているそうです。故郷・豊間への愛に溢れていますね〜✨
店主の遠藤玲子さんから
「一人前からご用意出来るあんこう鍋定食で、寒い冬に身体も心も温まりに来てください!」と、
メッセージをいただきました!
また、きゅういちさんの同じ敷地内に宿泊施設も併設されていて、
アパートコテージの他に、ペットとの宿泊も出来るトレーラーハウスもあります!
宿泊については、きゅういちさんのホームページをご覧下さいね😊
住所:福島県いわき市平豊間字下町148-4
電話:0246-38-2191
営業時間:11時〜19時
定休日:水曜日(月1~2回は臨時休業あり)
(by.出雲みわ)