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市民レポーターわがまち発信隊

2024.02.10 
2月10日(土)『今年は49チームが参加・令和5年度勿来駅伝大会』(by.たっく)

1月28日、第4回勿来地区駅伝大会が、南の森スポーツパークを中心として開催されました。
当日は、青空の下、小学生男女の部、中高生・一般男女の部の参加者の皆さんの力強い走りが見られました。

さて、この勿来駅伝大会ですがどのような大会なのでしょうか。
大会を運営する勿来地区体育協会理事長の藤堂さんにお話を伺いました。
画像1
写真向かって右が、大会運営者のビブスを付けた勿来地区体育協会理事長の藤堂隆夫さん。
左が副理事長の渡辺清明さんです。
この日は大会の後片付けのために
南の森スポーツパークの倉庫で作業中でした。

―勿来駅伝大会の歴史を教えてください
令和2年に第1回を計画しました。
しかし、新型コロナ感染症の流行のため実施をあきらめざるを得なくなりました。
次の年に第2回を計画しましたが、これまた同じ理由で断念せざるをえなくなりました。
そして ついに去年、第3回大会(実施は1回目)を開催することができました。
さらに今年、2回目の大会実施ができました。

―チームは何人で構成されどのようなコースを走りますか?
また参加者はどのような方たちですか?
1チーム6人で構成され、参加者は勿来地区のスポーツチームを中心にいわき市に拠点を持って活動しているということが原則となります。
小学校男女の部は、南の森スタジアムをスタート地点とし南の森アリーナの構内を回ります。
中高生・一般の部は、南の森スタジアムをスタートした後、周辺の道路を走ります。

―去年の大会と今年とでは参加者にどのような変化が見られましたか?
参加チームが去年は29チームだったのが今年は49チームになりました。
人数でいえば約180人から300人近くまで増えました。

参加者の皆さんの力走 ! 先導にはハーレーダビッドソンも

参加者の皆さんの力走! 先導にはハーレーダビッドソンも

・・・昨年に引き続き大会を見ていたのですが、参加者は年齢も走るスピードも様々。
それぞれのペースで協力して走ることを楽しんでいらっしゃる様子でした。
楽しみながら応援される方たちも・・・。

―どのような経緯やねらいで駅伝大会を実施しようと考えましたか?
勿来地区には2011年、あの大震災の直前に第54回大会が実施された「『金栗杯』勿来の関マラソン大会」という伝統ある大会がありました。
それが大震災の影響、いわきサンシャインマラソンとの兼ね合いなどで続けられなくなりました。
このことによって、勿来地区で活動する多くのスポーツチーム同士の交流もなくなってしまったように感じ、「新たな交流の場を作るためにも」と駅伝大会を考えました。
駅伝は何といってもチームで協力して走り、たすきをつなぐことに醍醐味があると思います。
様々なスポーツの中でもランニングは取り組みやすく、それぞれのペースで走れるところもよいと考えました。

左:幼稚園の車が救護車で活躍 中央:応援のクレラップガールズ 右:マスカットの被り物も 

左:幼稚園の車が救護車で活躍 中央:応援のクレラップガールズ 右:マスカットの被り物も

―勿来駅伝大会の今後の課題はどのようなものでしょうか?
参加チームも増えうれしいかぎりですが、ここからさらに参加チームが増えた場合どう対応したらよいか実行委員会で頭を悩ませています。
実行委員はみな手弁当で活動しており、仕事についている方がほとんどです。
大会に熱意を持って取り組んでいますが、メンバーは比較的年配の方が多い。
今後、協力者が増えてほしい、特に若い方たちの力が必要だと感じています。

―大会にはどのような方が協力してくださっていますか?
勿来地区には大きな企業が多く、ご寄付という形でご理解とご協力をいただいています。
さらには企業の皆さんの多数の参加がありました。
また、大会当日の道路の安全確保など、いわき南署、消防団の方たち、交通安全協会の皆さん、ボランティアの方たちなどに助けていただきました。
さらには、沼部の区長さんなど公民館の使用許可をいただき、細やかな心遣いと協力をいただきました。
コースにあたる周辺の地域にお住まいの方たちには大会実施の約2時間、通行止めで不便な思いをおかけました。
ご協力に心から感謝しています。

(by.たっく)