今夜は、4月29日（土・祝）に、いわきアリオスいわしん音楽小ホールで行われました
『ピアノ発表会』をご紹介しました。

スタジオには、
近藤智重先生と緑川翠都さん、津山博子先生と児玉あすなさん、
長瀬賢弘先生と船生弘親さん　が来てくださいました。

智重先生、津山先生、長瀬先生がご指導する生徒さんが出演した『ピアノ発表会』。
今年は保護者に加え一般のお客さまも来場できるようにし、
さらに、舞台袖に待機してそこからステージに登壇する形にしたことで
「以前のような状態に戻れて嬉しかった」と智重先生。
年長さんから大人の方まで27名が緊張しつつ楽しみつつ、日頃の成果を発表しました。

「ミスなく演奏できてよかった！」と嬉しそうに話してくれた翆都さん。
演奏したベートーヴェンの曲は「テンポを取るのが難しかった」とのことで、
「先生にいつも『落ちついて』と言われたことを思い出しながら演奏した」そう。
ちなみに、昨年はマスクを着けたまま演奏したことを残念がってましたが、
「今年はちゃんとマスク外しました！」と笑ってました(笑)

児玉さんは大学まで本格的にピアノを勉強されていたそう。
演奏したのは大学受験の際に弾いたリストで「思い出深い、思い入れの強い曲」。
8年ぶりの本番のステージは「足がガタガタするほど緊張した」そうですが、
「音大を目指した中高や大学生時代のギラギラした感じとは違って
今は純粋に音楽を楽しんでいます」とおっしゃっていたのが印象的でした。

昨年度「ピティナ・ピアノコンペティション」グランミューズ部門(B1カテゴリー)で
第1位を獲得した船生さん。（おめでとうございます！）
本番直前のレッスンでは「絶対に1位になる！とガチガチだった」そうですが、本番では
「長瀬先生に言われた『なぜその曲を演奏したいのか？何を表現したいのか？が大事』
という言葉がずっと頭にあった」
今回の発表会でもそのことが演奏に表れていたんでしょうね、
終演後、これまで以上にお客さまが声をかけてくださったそうですし、
スタジオでも皆さん(私も含めて)「ステキね～」とうっとり聞き入っていました。

今回感じられた緊張や楽しさはきっと成長につながるはず。
それをまた、次回に発揮してほしいですね。

6月8日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。