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今夜は、10月29日(日)に、いわきアリオス大リハーサル室で行われました
『山﨑典子ピアノリサイタル ~ふるさとを想う心の音たち~』をご紹介しました。
スタジオのお客さまは、山﨑典子さん でした。
フランス・ストラスブール在住の典子さん、
翌日フランスへ戻るというお忙しい中、スタジオに来てくださいました。
ありがとうございました。
4年ぶりとなったいわきでのリサイタル、
故郷への強い愛を持つ二人の作曲家を通して典子さんのいわきへの思いも聞いてもらおうと
『ふるさとを想う心の音たち』というテーマでプログラムを構成しました。
そして、「(高さのある)ステージの上からではなく、
お客さまと同じフロア、同じ目線で、同じ空間を感じたい」と
リハーサル室を会場に選んだ典子さん。
「一体感があって気持ちは感じてもらえたと思う」とおっしゃっていました。
さて、その二人の作曲家とは、ポーランドのF.ショパンとブラジルのH.ヴィラ=ロボス。
ともに自国の民族音楽を愛した作曲家です。
また、典子さんが師事したカルメン教授は
ブラジル生まれのピアニストでショパンのスペシャリスト。
彼女によって、遠く離れた存在と思える二人が結びついたのです。
私は今回初めてヴィラ=ロボスの作品に出合いましたが、
例えば100年ほど前に作られた曲も現代的な、モダンな響きがあってステキだなと感じました。
皆さんはどのように感じたでしょうね。
フランスに戻り、また忙しい日々を過ごされるであろう典子さん。
また日本で、いわきでコンサートをされることを楽しみにしています。
11月16日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。