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番組情報

音楽会の夕べ

2024.02.02 by 永井貴子
第34回いわき市民謡(うた)の会発表会

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今夜は、昨年11月26日(日)に、いわきアリオス小劇場で行われました
『第34回いわき市民謡(うた)の会発表会』をご紹介しました。

スタジオのお客さまは、
いわき市民謡の会会長の會川和美さん(平民謡会代表)、
副会長の香扇鵬保(こうせんほうやす)さん(香扇流鵬保会代表)、
事務局長の高萩民雄さん(いわき民謡保存会)、
事務局員の小谷木園子さん(平民謡会) でした。

番組で民謡をご紹介するのはほんっっっとに久しぶり!
いわきの民謡のお話なども教えていただき、勉強になった放送回でした。

普段は市内各地で活動する皆さんが年に一度、一堂に会する発表会。
會川さんが「自由に発表できる場が戻ってきて良かった」と言うとおり、
皆さんの気合や楽しんでいるようすが伝わってくるようでした。

今回参加したのは民謡の5団体と、舞踊の2団体。
よく知られた民謡の他、地元いわきの民謡を中心に50曲以上が披露されました。
いわきの民謡、と言ってもピンときませんでしたが、會川さんによると
「民謡は働く姿、生活の苦しさ楽しさなど生活の中から生まれた」ということで、
いわきでも当然、多くの民謡が生まれ唄われてきたことは想像に難くないですよね。
農業、漁業、炭鉱にまつわるものなど分かっているだけで20数曲あるそうで、
「『いわき馬方節』『いわき地固め唄』などは県内外で多く唄われるようになった」そうです。

また、日本舞踊とは8年前からこの発表会で共演しています。
「今年も一緒に発表できて嬉しい。生の唄と演奏で踊れるのは格別」と鵬保さん。
お互いによい刺激になっているみたいですね。

どの世界でも課題となっているのが高齢化ですが、
「発表会などを通じて若い人にも民謡の良さを知ってもらいたい」と皆さん。
今回、幼稚園児や高校生が出演していたり、小谷木さんのような若い方もいらしたりと、
皆さんの活動が実を結んでいるのかな、とも。
民謡も踊りも、大切ないわきの文化。
その灯を絶やさぬよう、これからも歌い継いでいってほしいですね。

 

2月8日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。

 

音楽会の夕べ
木曜日 19:00-20:00 (再放送)23:00-24:00

毎週木曜日19時はラジオの前でコンサート!市内の音楽団体をゲストに迎え、コンサートの模様を臨場感たっぷりにお届けします。三度の飯より音楽好きの永井貴子が贅沢なひとときをナビゲートします。
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