今夜は、10月11日に行われました
「小山知佳子　ソプラノリサイタル2010」の模様をお送りしました。

スタジオのお客様は、小山知佳子さん　です。

毎回２部構成となっているリサイタル。
今年の第１部は、没後10年となった中田喜直氏作曲の日本歌曲が披露されました。

戦後、作曲家として注目を集めるきっかけとなった「六つの子供の歌」の中の「風の子供」「烏」(1947)から、
みなさんよくご存知の「雪の降るまちを」(1952)、
最後の曲集の中の1曲「歌をください」(1991)まで、
多数の名曲の中から、11曲を選び、年代順に歌われました。

第２部は、イタリア歌曲。
古典歌曲６曲と、近代のオペラから２曲の、８曲が選曲されました。

小山先生は、どちらかと言うと近代歌曲のほうが「性格に合っている」そうで、
古典歌曲はしばらく歌っていなかったそうです。
古典歌曲には様式美があり、格調高い印象を持っていると言い、
近代歌曲は生活感情が近い気がするそうで、
どちらが良いということではなく、どちらも美しくステキな曲ばかり、とおっしゃっていました。

小山先生は、11月28日(日)に市文化センターで開かれる
「女声合唱団新生ラ・ヴィアン・ローズ　コンサート」にご出演されます。
今回のリサイタルとはまた違う日本歌曲を歌う予定です。
こちらもぜひ、お楽しみください♪

さて、来週の「音楽会の夕べ」は、
「第42回いわき市民文化祭　女声合唱の祭典」の予定です。
どんな演奏とお話が聞けるのか、どうぞお楽しみに♪