今夜は、12月23日（火・祝）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『福島県立湯本高等学校吹奏楽部 クリスマスコンサート』
のもようをお送りしました。

スタジオのお客様は、湯本高校吹奏楽部より、
2年、部長の西村優里さん(Fg)、副部長の木田ゆき音さん(Hr)、
3年、前部長の根本茄奈さん(Per)、前副部長の遠藤優衣さん(Fl)、
副顧問の石森千恵先生　でした。

湯高吹奏楽部がクリスマスコンサートを開催するのは初めて。
顧問の橋本葉司先生の提案で、7月くらいにコンサート開催を決めたそうですが、
コンクールや他の演奏活動もあり、準備や練習はホントに大変だったそう。
それでも、「楽しかった！」「良い経験だった。」と話してくれましたし、
聞いている私も笑顔になっちゃうような、ステキなコンサートでした。

さて、「クリスマスコンサート」ということで、
演奏曲は、クリスマスにちなんだものの他、クリスマスをイメージさせる曲を多く選びました。

そのひとつが、クリスマスシーズンの定番曲として馴染み深い、
チャイコフスキー作曲「バレエ組曲『くるみ割り人形』」。
遠征の移動のバスの中で、皆でバレエの映像を見たそうで、
優衣さんは「バレエを見たことで、曲のイメージが広がって、演奏も変わった気がします。」
と話していました。

サン＝サーンスの「組曲『動物の謝肉祭』」では、
福岡の劇団の女優でイラストレーターの下村結香さんのイラスト、
緑川明日香さんの朗読と共演しました。

「謝肉祭」の演奏では、バックに映像を流したいと考えていた葉司先生。
ツイッターで見つけた下村さんのイラストが気に入り、メールでやり取りをして
今回のために（！）、イラストを描き下ろしていただきました。
「色彩豊かで可愛らしい。」「透明感があってカラフル。」とゆき音さん、茄奈さん。

（私も、下村さんのイラスト、検索してみました。ホント、カワイイ～♪
ステキなイラストがいっぱいですよ。）

そして、緑川さんの朗読。
曲に合わせて次々と変わる緑川さんの声の調子は、
曲のイメージをさらに膨らませ、楽しませてくれますよね。
かわいいイラストと楽しい朗読で、「謝肉祭」がよりワクワクする曲になりました♪

「グリーンスリーヴスによる幻想曲」の編曲、「マーチ『ブルースカイ』」の作曲の
高木登古さんにもお越しいただき、この2曲の指揮をしていただきました。
高木さんには、コンクール自由曲の編曲をしていただいており、湯高にとってなじみ深い方。
高木さんの曲について、優衣さん、茄奈さんは
「メロディがとてもキレイ。」「マーチも親しみやすい。」と話してくれました。
本番の後には「よく僕の指揮についてきてくれたね！ありがとう！」と
声をかけていただいたそうです。

第2部の中の〈クリスマスステージ〉で演奏した「生命の奇跡」では、
優衣さんと、同じく3年の鵜沼奈々恵さん(Cla)がソロを歌い、
部員で結成した合唱隊とともに、聖歌隊かと思うような、美しい歌声を披露してくれました。
他にも、ダンスや、映画「ホームアローン」の劇も演じ、最後まで会場を盛り上げました。

このクリスマスコンサート、実は、次回の開催の予定は決まっていないそう。
これだけ楽しませてもらっちゃうと、次も…って、期待しちゃいますよね(^^)
（でも、コンクールやアンコン、定演もあるし、県内外様々な演奏活動も行ってるし、
学生なので、勉強もちゃんとしてほしいし…なかなか難しいトコロですね。）

3月28日（土）には、第37回定期演奏会を常磐市民会館で開催します。
この日には現3年生は卒業していますが、茄奈さん、優衣さんたち3年生も出演しますよ。
ぜひ、足を運んでみてくださいね。

最後に、部長・優里さんから気合いの一言を。
「来年度のコンクールでは、全国大会金賞めざしてガンバります！！」

2月26日の「音楽会の夕べ」は、
11月3日（月・祝）に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『平FG合唱団 第48回定期演奏会』の予定です。
どうぞお楽しみに♪