過去の演奏会やこれまで番組でご紹介していなかった演奏会などをお届けしていく
「音楽会の夕べ」、今夜は2012年3月4日に、三春交流館「まほら」まほらホールで行われました
『安積合唱協会　第19回定期演奏会』をお送りしました。

電話でお話を伺ったのは、安積合唱協会事務局長の金成聡司さん　でした。

安積合唱協会というと、昨年の第27回定期演奏会をご紹介させていただいていて(4月9日OA)、
その時に『いわき出身・在住の金成さんが在籍してるなら、
もはやいわきの合唱団と言っても過言ではない！（※いや、過言です）』
ということになりましたので(笑)、今回もご紹介させていただきました。

今夜ご紹介したのはこちらの曲。
「アヴェ・マリア」「キリストはわれらのために」「聞こえる」
「預言者エレミアの哀歌　第1部」「3つの宗教的合唱曲より『天の女王』」
「聖木曜日の哀歌　第3部」「混声合唱のための唱歌メドレー『ふるさとの四季』」
「いつまでもあなたらしく」

この演奏会、東日本大震災の発生の翌年に開催されました。
「練習ができない時期が続き、再開しても団員が集まれないなど、
本当に演奏会ができるのか不安もあったので、特に思い出深い演奏会ですね」と金成さん。

第4部メインステージで歌ったのは、唱歌メドレー「ふるさとの四季」。
元々は別の曲をメインで歌うことになっていましたが、
団員で話し合い、こちらの曲に変更したそう。
「『ふるさと』について考えたり振り返ったり、自分たちの『ふるさと』が
これからどんなふうに良くなっていくのか想像しながら、
お客様にも一緒に歌ってもらいたいと思いました」

移り行く季節ごとの唱歌はどれも口ずさめるものばかり。
震災から10年という今年に、この曲をご紹介することになったのは
あたらめて『ふるさと』に思いを寄せてみては？というメッセージなのかもしれませんね。

2月11日の「音楽会の夕べ」も、過去に行われた合唱のコンサートをご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに♪