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過去の演奏会やこれまでご紹介していなかった演奏会をお届けしていく「音楽会の夕べ」、
今月は『いわ響特集』ということで、いわき交響楽団の演奏会をご紹介しています。
今夜は、1994年1月23日に、平市民会館大ホールで行われました
『いわき交響楽団 第10回記念定期演奏会』をお送りしました。
スタジオのお客さまは今夜も、いわき交響楽団団長の渡部敏雄さん でした。
団長のご提案で、今夜は上記とともに、
2018年9月16日に浪江町地域スポーツセンターで行われました
『「土の歌」全曲合唱コンサート』もご紹介しました。
作詞の大木惇夫さんは太平洋戦争時に浪江町に疎開、
そこで過ごした日々と、故郷・広島への原爆投下を知ったことからこの曲の着想を得ました。
コンサートは、作曲の佐藤眞さん自らが指揮し、浪江の人たちが主体の合唱団が歌う形で
浪江町から発信されました。
今日は3月11日。
「いまだ故郷に戻れない人たちも多い浪江町、故郷を想って開催したコンサートを
ぜひ今日、紹介したかった。皆さんが故郷を思い出しこの日を忘れずにいてくれれば」
今夜ご紹介したのはこちらの曲。
混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」より(大木惇夫・詩/佐藤眞・曲)
ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64より
さて、今から27年前の第10回定期、炎のマエストロ・小林研一郎先生に指揮していただいた、
まさに記念すべき演奏会でした。
今夜の曲は、小林先生から承諾をいただきご紹介させていただきました。
(マエストロ、並びに関係者の皆さま、ありがとうございました。)
メイン曲のチャイコフスキーの第5番は、マエストロのレパートリーのひとつでもあり、
いわ響としてもぜひとも共演したいと願った曲。
「マエストロは自分のやりたいことを言葉でも指揮でも表現する。
この経験があったから『アマチュアだからできなくても仕方ない』という甘えはなくなり、
『ちゃんとやらなくちゃ!』という気持ちに変わった」と団長。
いわ響がさらに成長するきっかけをマエストロがくださったんですね。
つい先日、3月7日に開催するはずだった『小林研一郎特別演奏会』は、
マエストロからのご意見もあり再延期となりました。
中止ではない、というのが嬉しいですよね。
私たちもマエストロといわ響の共演、楽しみにしています。
3月18日の「音楽会の夕べ」も、過去に行われたいわ響のコンサートをご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに♪