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過去の演奏会やこれまでご紹介していなかった演奏会をお届けしていく「音楽会の夕べ」、
今月は、『いわ響特集』ということで、いわき交響楽団の演奏会をご紹介しています。
今夜は、2008年3月2日に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわきアリオス 音響テストコンサート』をお送りしました。
スタジオのお客さまは今夜も、いわき交響楽団団長の渡部敏雄さん でした。
先週、先々週と平市民会館でのいわ響の演奏をお届けしましたが、
今夜はいよいよ、アリオスが登場、しかもアリオス初のコンサートのご紹介でした。
「我々も初めてのホールで、どんな音が鳴るのがドキドキだった」と団長。
今夜ご紹介したのはこちらの曲。
チャイコフスキー/バレエ「白鳥の湖」作品20 ハイライト ナレーション付き
ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 ニ短調 作品47より
マスカーニ/カヴァレリア・ルスティカーナ 間奏曲
2008年4月8日のいわきアリオス第一次オープンに先立ち、
1705席の大ホールを満席にし、フルオーケストラの音がどのように聞こえるか、
人の流れはどうか、スタッフの動きなどに不手際はないかなど、
『客席内の音響と運営面を実際の公演に準じた形でテストする』
(チーフプロデューサー(当時)小玉真さんのご挨拶文より)
ために行われたのが、この音響テストコンサートでした。
出演したのはいわ響に加え、アマチュアやプロの奏者、合わせて約90名。
指揮は、田久保裕一先生でした。
「今思い出してもとても良いコンサートだった」と団長が言うとおり、
お客さまにとって聞き応えも見応えもあるコンサートだったのではないかと思います。
私にとっても「白鳥の湖」のナレーションをやらせていただいた思い出深いコンサート。
実は、この日の音源を聞くのは今回が初めて!ということで、
13年の時を経て、自分(の声)と向き合う貴重な時間でした。(大げさ?(笑))
その後、幾度となく大ホールで演奏しているいわ響の皆さん。
「13年経っていわ響もホールの響きに慣れてきたし、ホール自体も練れてきていると思う。
使うことでホールの響きは変わってくると言われているので、
これからもここで演奏していきたい」
今にして思うと、オープン前とは言えアリオスで行われる初めてのコンサートが、
プロのオーケストラではなく地元の市民オケであるというのは、
いわきの人たちに使ってもらいたい、いわきに根付いたホールでありたい、という
アリオスの意思表明のようにも感じますね。
皆さん、これからもアリオスを楽しんでいきましょうね!
3月25日の「音楽会の夕べ」も、過去に行われた いわ響のコンサートをご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに♪