今夜は、2017年11月23日（木・祝）に、いわきアリオス大ホールで行われました
『いわき交響楽団　第33回定期演奏会』をお送りしました。

スタジオのお客さまは、いわき交響楽団より、
佐藤陽子さん(Va)、猪狩佐恵子さん(Cl)　でした。

5年前のコンサートということで、「ほとんど覚えてない…」と言う陽子さんに対し
「これが初めていわ響で吹いたコンサートだからよく覚えてます」と佐恵子さん。
対照的な反応(笑)でしたが、私もとても印象に残っているコンサートだったので、
番組で再びご紹介することができて嬉しかったです。

この演奏会、メイン曲はチャイコフスキー「交響曲第5番」。
この頃のいわ響は近年で最も団員数が多く、特に弦楽器が充実していて、
「この年だけで弦が15人増えた」そう。
経験者が多かったこともあり、やはり音の厚みを感じる演奏でしたね。

そして、冒頭のクラリネットソロは佐恵子さんでした。
長く吹奏楽を続けている佐恵子さんですが、
いわ響での初舞台、というか、そもそもオケで吹くことそのものが初めてで、
しかも最初からソロということに「ものすごく緊張してました！」
ですが、指揮者のスティーブン・シャレットさんからは終演後に、
「全然緊張してなかったでしょ？」と言われたそう(^^;
ほんわかした雰囲気の佐恵子さんなので、緊張とは縁遠いように見えたのかも？！

そのシャレット先生（スティーブン・孝之・シャレットさん）とは4回目の共演。
「お互いのことが分かってきて、脂がのって雰囲気も良かった。
シャレット先生のご指導があって力が付いたと思う」と陽子さん。
それだけ相性の良い先生、ということでしょうか。

ソリストは、いわき出身のトランペット奏者、多田将太郎さん。
今回の演奏会が印象に残っているのはまさに、多田さんのトランペットの音色！
柔らかくて耳なじみの良い、ステキな音なんですよね～。
ぜひまた、いわ響と共演していただきたい！と思っております。

いわ響の定期演奏会、もうすぐ開催です。
「いわき交響楽団　第33回定期演奏会」
9月11日（日）14：00　いわきアリオス大ホールにて
4年ぶりの演奏会、ぜひお楽しみください！

8月25日の「音楽界の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。
どうぞお楽しみに♪