今夜は、7月10日（月）に、いわきアリオスいわしん音楽小ホールで行われました
『カウンターテナー、リコーダー、チェンバロ＆ハープによる
魅惑のトリオコンサート　アンサンブル・ジラソーレ』をご紹介しました。

スタジオには、主宰の鈴木幸江さん、
zoomでお話を伺ったのは、
出演者の井上玲さん(リコーダー)、曾根田駿さん(チェンバロ＆ハープ)　でした。

一般財団法人エウテルピス音楽芸術文化財団が主催する
「若手新鋭音楽家演奏会シリーズ」の第5弾は、
カウンターテナー上村誠一さんと、井上さん、曽根田さんによる
「アンサンブル・ジラソーレ」のトリオコンサート。
古楽器が奏でる古の音の響きをお楽しみいただきました。

こちらのコンサート、8月17日に一度ご紹介しましたが、
もっともっと皆さんに楽しんでもらいたく、3人に快諾いただいて
今回またご紹介させていただきました。

今夜は、
アルカンジェロ・コレッリ「フォリア　作品5-12」と
ヨハン・アドルフ・ハッセ「カンタータ≪名前≫」の、
10分超の2曲をじっくりお聞きいただきました。
どちらも1700年代に作られたもので、
温かみのあるリコーダーとチェンバロの音色、
高音でありながら女声とはひと味違う男性の高い声が相まって
まさに“古の響き”が広がり、当時の風景が浮かぶような美しい曲でした。

井上さん、曽根田さんとまたお話しできたのも嬉しかったですね。
お二人とも楽器のことや曲について分かりやすくお話してくださって、
より興味深く聞くことが出来ました。穏やかな話し方も人柄が表われているようですよね。

このシリーズ、今後もいろいろな出演者を組み合わせて続けていきたいということで、さらに
「若手新鋭として出演した方々が成長して、
やがてソリストとしてステージに立つということがあってもいいと思う」と幸江先生。
次回、第6弾も楽しみですし、ソロコンサートというのも魅力的ですよね。
番組ではこれからも追いかけていきますよ～！

10月19日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。