今夜は、10月15日（日）に、いわきアリオスアルパイン大ホールで行われました
『小林研一郎特別演奏会　いわき交響楽団第37回定期演奏会』をご紹介しました。

スタジオのお客さまは、いわき交響楽団より
齋藤めぐみさん(Vl)、佐藤陽子さん(Vla)、下山田まち子さん(Vl)、須田秀隆さん(B.Tb)　でした。

2019年の台風水害と、その後のコロナ禍による中止・延期を経て
ようやく実現した今回の演奏会。
4年間のさまざまな思いが詰まった感動の演奏会でした。

ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第5番　変ホ長調　作品73『皇帝』
チャイコフスキー：交響曲第5番　ホ短調　作品64

指揮は、いわきが世界に誇るマエストロ、“炎のコバケン”小林研一郎先生。
ピアノは、日本を代表するピアニスト、小山実稚恵さん。

いわき出身の小林先生は勿論、
小山さんはアリオス大ホールにある2台のフルコンサートピアノの選定に携わっており、
ともにいわきに縁のある方。
そんなお二人と共演できるなんて、こんな光栄なことはないのではないでしょうか。
ゲストの4人からも
「舞台も観客も高揚して一体感があった」（めぐみさん）
「涙を我慢したら鼻水出ちゃって(笑)、隠れて拭きながら演奏した」（須田さん）
「コバケンの熱量と同じ熱量を返した自分をほめたい！」（陽子さん）
「本番後はコバケンロス、チャイコロス。当日のDVD観て幸福感に浸ってる」（まち子さん）
などなど、まだまだ興奮や感動が続いているようすでした。

私は会場で聞くことができました。
いわ響のここまでの過程を思うと、無事に開催できたことが何より嬉しかったです。
そして、(第一声ならぬ)第一音だけで涙が出たくらい感動しました！
小林先生の情熱に引っ張られるように、いわ響の演奏からは熱いものが感じられ、
これまでのいわ響の演奏の中で一番！と言えるほど。
小山さんの優雅でウットリ聞き入ってしまうピアノにも感動しました！
小山さんに弾いてもらって、ピアノが喜んでる！て感じ。（伝わります？！(^^;）
本当に素晴らしくて感動でしたっ！！
（今夜の番組、私『感動した』しか言ってない・・・(笑)）

次回、第38回に向けてすでに練習を始めているいわ響。
小林先生から受け取った情熱はまだ冷めやらず、
いただいた言葉やご指導もしっかりと刻まれているようすですので、
次回の演奏会も期待が持てますね。
ぜひまた会場で、耳に、心に焼き付けたいです。

いわき交響楽団第38回定期演奏会
2024年10月27日（日）　いわきアリオスアルパイン大ホール
指揮：松下京介　曲目：ドボルザーク「交響曲第8番」

さて、『音楽会の夕べ』、今夜が今年最後の放送でした。
番組を聞いてくださった皆さん、番組にご出演くださいました皆さん、
本当にありがとうございました。
来年も皆さんと一緒にたくさんの音楽を楽しんでいきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

2024年最初の『音楽会の夕べ』は、1月4日の予定です。
1月4日も皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。