今夜は、2020年1月26日（日）に、ふくしん夢の音楽堂大ホールで行われました
『福島楽友協会合唱団　第63回定期公演』をご紹介しました。

スタジオのお客さまは、
福島楽友協会合唱団の金成聡司さん　でした。

福島楽友協会合唱団は、国内外において芸術性の高い演奏を行うことを目的に
1990年に設立された合唱団です。
団員はオーディションを経て集まっており、多くは音大出身者や音楽教師の方々。
金成さんも勿論、オーディションを受けて入団した一人で、
当初はいわき出身の方も複数在籍していたそう。
定期公演の他、海外公演や特別公演など数多くの演奏会を行ってきましたが、
創立30周年の2020年、こちらの定期公演をもって解散となりました。

今年に入ってから解散式が行われ(公演後のコロナ流行で皆さんで集まれなかった…)、
その際、この公演の音源が配られたということで、
『いわき出身の金成さん在籍＝いわきの合唱団と言っても過言ではない』の法則(笑)に従い、
ぜひご紹介させてほしいと金成さんにお願いして今回に至りました。

音楽を専門に勉強されてきた方々が多いだけに技術力も表現力も高くて、
混声合唱曲もポップスもモーツァルト「レクイエム」も、心地良く聞くことができました。
また、指揮やピアノ伴奏の先生方は現在も福島県合唱連盟の役員として
福島県の合唱を支えてくださっている方々。
金成さんにとってこちらの合唱団は
「合唱人生のスタートの場所。諸先輩方にいろいろなことを教えてもらった」と言うだけに
まさに、先生方にご指導いただいて今の金成さんになったんですね。

今となっては聞くことのできない合唱団の演奏、こうして時を経て皆さんにご紹介できたこと、
とても光栄に思います。

11月2日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。