今夜は、5月28日（日）に、いわきアリオスアルパイン大ホールで行われました
『福島県立磐城桜が丘高等学校吹奏楽部　第35回定期演奏会』をご紹介しました。

スタジオのお客さまは、桜が丘吹奏楽部より
3年、演奏会実行委員長の花塚さくらさん(Sax)、副部長の渡邉陽菜さん(Fl)、
2年、瀧澤朱音さん(Tb)、渡邊匠くん(Tuba)　でした。

桜が丘にとって35回目の節目の演奏会。
コロナ禍前の例年どおりの形で開催することができました。

今回は第1部クラシックステージ、第3部ポップスステージに加え、
第2部桜が丘ステージでは、ミュージカルの名曲をテーマにした
パートアンサンブルをお楽しみいただきました。

限られた部員数のため、楽譜のとおりの重奏ができないパートも。
そのため、3年生が全く未経験の楽器を猛練習してアンサンブルに参加したり、
高校から楽器を始めた1年生が自主的に朝練して先輩たちに追いつこうとしてくれたりと、
部員同士の協力が表われたステージになりました。
お客様アンケートでもアンサンブルは好評だったそうで、花塚さんが言っていた
「演奏の質を上げて演奏そのものを楽しんでもらいたかった」
という思いが伝わった、ということですね。

さて、今年度のコンクール、桜が丘は初めて小編成の部門で臨むことになりました。
そんな皆さんにコンクールに向けての意気込み、聞いてみました。
花塚さん「小編成の部は1曲にどれだけのものを込められるか？だと思う。
これまでの思いを込めて演奏したい」
渡邉さん「昨年度は部員全員でコンクールに出ることができなかった。
今年は練習してきたものを全部出すと同時に、“みんな”と楽しく演奏したい」
瀧澤さん「小編成という初めての景色が見られるのが楽しみ。
先輩の背中を見て学び、そのことを次は後輩に伝えていけるように頑張りたい」
匠くん「低音パートとしてメロディーを支えられるようしっかりやっていきたい。
最近、筋トレ始めました！」

・・・筋トレ？(笑)
今年こそ全員で楽しみたい！という気持ち、伝わってきました。
しっかり、とことん、めいっぱい楽しんで！

7月13日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。