今夜は、2021年6月27日（日）に、いわき市文化センター大ホールで行われました
『福島県立磐城高等学校合唱部　第46回定期演奏会』をご紹介しました。

スタジオには、磐城高校合唱部から、
2年、部長の坂本明日香さん(Sop)、副部長の渡邊千芳さん(Sop)、
顧問の山口知子先生　が来てくださいました。

今夜ご紹介したのは、2年ほど前の2021年の演奏会。
コロナ禍真っ只中で直前まで開催が危ぶまれましたが、山口先生は
「前年(2020年)が中止だったので、
顧問の橋本葉司先生も生徒たちもこの年はどうしてもやりたい！と
皆で頑張ってみんなで作り上げた演奏会」と当時を振り返ってくださいました。

演奏会は、コンクール課題曲などを演奏した第1部、
世界一周をイメージし「WORLD MUSIC」と題した第2部、
ポップスなどを中心とした第3部、の3部構成。
OB・OGとの共演は叶いませんでしたが、
混声合唱に、女声男声それぞれのアンサンブルを披露するなど、
充実したプログラムになりました。

今回テーマに掲げたのは『輪笑（りんしょう）』。
当時1年生だった2人はこの言葉から
「コロナで人と人との接触が減って距離が離れてしまったけど、
また皆で輪になって笑い合いたい、という願いが感じられた」（坂本さん）
「合唱部は仲が良くて笑いの絶えない部活。
輪にはそうした部員同士の絆の意味もあるのかな」（渡邊さん）
と、それぞれに感じていたそう。

4月からは新たな体制、新たな気持ちで活動する磐高合唱部。
新年度の抱負を部長の坂本さんに伺いました。
「現在、女子部員5名、男子部員3名で活動しています。
混声合唱であることが磐高合唱部の強みなので、
部員、特に男子部員を増やして混声合唱を存続させたい！」

今年6月25日（日）には、いわき市文化センター大ホールにて
第48回定期演奏会を開催予定です。
高校混声合唱の響きをお楽しみください。

3月30日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。