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音楽会の夕べ

2022.11.24 by 永井貴子
11月24日(木)信長貴富・和合亮一作品 混声合唱曲「光の走者よ」特別演奏会

 

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今夜は、10月16日(日)に、いわきアリオス大ホールで行われました
『信長貴富・和合亮一作品 混声合唱曲「光の走者よ」特別演奏会』でした。

スタジオのお客さまは、
福島県合唱連盟いわき支部長の金成聡司さん、副支部長の佐藤和子さん でした。

こちらは、県合唱連盟いわき支部に寄贈された混声合唱曲「光の走者よ」を
作詞した和合亮一さん、作曲家の信長貴富さんをお招きして初披露した演奏会です。
11月3日に続き、前回ご紹介できなかった団体の演奏とともに
あらためて「光の走者よ」をお聞きいただきました。

この演奏会、実はコロナ禍などにより2度延期しています。
ようやく今年10月に開催しようと決めて所属団体に出演依頼したものの
今度は今年夏の第7波・・・開催か?延期か?「ギリギリまで迷った」と金成さん。
「3年近いコロナ禍で経験や知識を積んできたので今回こそ開催しようと。
ただ、活動が制限される中での練習はどの団体も大変だったと思う。
コンクールもあったので特に学校関係者は短い期間での練習になった」
中学生を指導した和子先生も
「この時期全員で集まるのは難しく、合同練習はほんとにきつかった」

当日は「光の走者よ」の合唱の前に和合先生と信長先生にご登壇いただき
金成さんがお話を伺いました。
和合先生は「震災でまだ見つかっていない教え子の5人の警察官を詩にしたかった。
夜明けの光がバトンリレーとなってつながっていくようなさまをイメージした」
一方、信長先生は「和合さんが自分と福島をつないでくれた。
切実な歌詞なので悩みながら作曲した。前向きな曲にしたいと思った」

そして、和合先生ご自身による詩の朗読と、信長先生による指揮。
「この言葉はこういう意味だったのか!こういう気持ちだったのか!と
朗読を聞くことで分かることがあった」と和子先生。
「どの部分をどんなふうに歌うのかを理解して曲に臨むと歌が変わってくる」と金成さん。
「リズム、抑揚、力の出し入れ・・・和合先生の朗読は本番のあの1回しか聞いていないのに、
朗読のニュアンスを歌にのせるとリハーサルとは全く別物になった!」
「信長先生が指揮してくださっているのも、緊張感と高揚感で特別なものに感じられた」
とお二人ともおっしゃっていました。

いわき支部では今後、様々な場面でこの曲を歌っていくと思いますので、
当日会場で聞いた方も、この番組を聞いてくださった方も、まだお聞きでない方も、
ぜひこの曲に触れ、『光』を感じていただきたいです。

 

12月1日の「音楽会の夕べ」も、皆さんに楽しんでいただける音楽をお届けします。

 

音楽会の夕べ
木曜日 19:00-20:00 (再放送)23:00-24:00

毎週木曜日19時はラジオの前でコンサート!市内の音楽団体をゲストに迎え、コンサートの模様を臨場感たっぷりにお届けします。三度の飯より音楽好きの永井貴子が贅沢なひとときをナビゲートします。
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