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今夜は、今年開催された演奏会をご紹介!
2021年5月8日(土)に、いわきアリオス音楽小ホールで行われました
『魅惑のトリオ・コンサート』をお届けしました。
スタジオのお客さまは、コンサート主催の鈴木幸江さん でした。
一般財団法人エウテルピス音楽芸術文化財団が主催する
「若手新鋭音楽家演奏会シリーズ」の第3弾として開催されたこちらのコンサート。
元々は昨年12月の予定でしたが、新型コロナの影響で今年4月に延期され、
さらに、2月の地震のために再度の延期を余儀なくされ、5月の開催となりました。
また、直前に出演者が変更になるという予定外の出来事も。
(直前も直前、本番3日前のことだったそうです・・・)
「いろいろなことが重なって本当に大変なコンサートでしたが、
その分、出演者がいつも以上の集中力を発揮してくれて、
本当に良いものになったんじゃないかと思います。やって良かった」と幸江先生。
今夜ご紹介したのはこちらの曲。
パーセル/オペラ『アーサー王』より「羊飼いよ、羊飼いよ」
バッハ/主よ、人の望みの喜びよ
バッハ/イタリア協奏曲BWV971より第1楽章
テレマン/リコーダー協奏曲ハ長調TWV41:C5
スカルラッティ/恋する蝶のように
ヘンデル/オラトリオ『メサイア』より「しかし彼の来る日に誰が耐えられようか」
モンテヴェルディ/マドリガーレ「苦しみはかくも甘き」
出演者は、カウンターテナーの上村誠一さん、チェンバロの中川岳さん、
そして、ソプラノの益田愛さんに代わって出演した、リコーダーの井上玲さんです。
上村さんは郡山市出身で、国立音楽大学大学院在籍の大学院生、
井上さんは東京大学文学部を卒業後、東京藝術大学大学院で音楽学を専攻する大学院生です。
中川さんは東京大学教養学部を卒業、チェンバリスト、通奏低音奏者としても活動しています。
上村さん、井上さんが共に23歳、中川さんは28歳ということで、
「今後も期待できる若い才能、逸材が集まってくれたなと思います」と幸江先生。
また3人も、普段以上に多くのお客様が来てくださったことを喜んでいて、
「いわきで演奏できて嬉しい」と話してくださっていたそうです。
次週6月3日もこちらのコンサートをご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに♪